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自然の中の花科名ーサ行

ヤブニンジン(藪人参)、ヤブジラミ(藪虱)、セントウソウ(仙洞草)の比較

ヤブニンジン

ヤブニンジン(藪人参)は、セリ科・ヤブジラミ属で、全国の林のふち、竹やぶなどの日陰に生える高さ30~70cmの多年草です。ヤブジラミ(藪虱)はセリ科・ヤブジラミ属で、野原や道端に普通に生える高さ30~70㎝の2年草で、花の時期には葉の形を見て区別します。

ヤブニンジン(藪人参)の葉は、長さ7~30cmの2回3出羽状複葉で、薄くて柔らかく裏面は白っぽいのに比べ、ヤブジラミはの小葉は羽状披針形で、細かく切れ込みます。ヤブニンジンの果実は約2cmのこん棒状なのに比べて、ヤブジラミの果実は卵状長楕円形でかぎ状に曲がった刺毛が密生することで区別できます。

 

セントウソウ(仙洞草)はセリ科・セントウソウ属で、山野の林縁などに生える高さ10~25cmの小型で繊細な多年草で花は春早く咲くこと、紫色を帯びた長い柄があり、ほとんどが根生することで区別ができます。

上のヤブニンジン(藪人参)は、2004年4月17日に仙人ヶ岳で撮影した花です。

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ヤブニンジン(藪人参)の特徴

ヤブニンジン

ヤブニンジン(藪人参)葉 2006年5月22日 撮影 尚仁沢遊歩道

ヤブニンジン

ヤブニンジン(藪人参) 2005年6月18日 撮影 裏磐梯五色沼

ヤブニンジン

ヤブニンジン(藪人参)葉 2005年6月18日 撮影 裏磐梯五色沼

         
和名ヤブニンジン(藪人参)
別名ナガジラミ
学名Osmorhiza aristata
科名・属名セリ科 ヤブニンジン属
分布北海道、本州、四国、九州
花期4~5月
特徴

林のふち、竹やぶなどの日陰に生える高さ30~70cmの多年草。

葉は長さ7~30cmの2回3出羽状複葉で、薄くて柔らかく裏面は白っぽい。小葉は卵形でふちには粗い鋸歯があります。

ヤブニンジンの茎や柄には毛があります。

枝先から複散形花序をだし、白色の小さな花をまばらにつけます。

果実は約2cmのこん棒状で、上部は膨れ、基部は細くなります。

ヤブジラミ(藪虱)の特徴

ヤブジラミ

ヤブジラミ(藪虱) 2006年8月25日 撮影 八千穂高原自然園

ヤブジラミ

ヤブジラミ(藪虱) 2006年8月25日 撮影 八千穂高原自然園

ヤブジラミ

ヤブジラミ(藪虱)葉 2006年8月25日 撮影 八千穂高原自然園

         
和名ヤブジラミ(藪虱)
学名Torilis japonica
科名・属名セリ科 ヤブジラミ属
分布日本全土
花期5~7月
特徴

野原や道端に普通に生える高さ30~70㎝の2年草。

藪に生え、刺毛のある果実が衣類につくのを虱にたとえた。

葉は長さ5~10㎝の2~3回羽状複葉。

小葉は羽状披針形で、細かく切れ込み、両面とも粗い短毛が密生します。

枝先に小型の複さん散形花序を出し、白色の小さな花をつけます。

小花柄は4~10個。果実は長さ2.5~3.5㎜の卵状長楕円形でかぎ状に曲がった刺毛が密生します。

ヤブジラミ

ヤブジラミ(藪虱) 2007年8月8日 撮影 奥日光 光徳沼

セントウソウ(仙洞草)の特徴

セントウソウ

セントウソウ(仙洞草) 2005年4月15日 撮影 四季の森星野

セントウソウ

セントウソウ(仙洞草) 2005年4月15日 撮影 四季の森星野

         
和名セントウソウ(仙洞草)
別名オウレンダマシ
学名Chamaele decumbens
科名・属名セリ科 セントウソウ属
分布北海道、本州、四国、九州
花期3月~5月
特徴

山野の林縁などに生える高さ10~25cmの小型で繊細な多年草。

葉は1~3回3出羽状複葉で、紫色を帯びた長い柄があり、ほとんどが根生し、小葉はさまざまな形があります。

葉の間からのびた細い花茎の先に複散形花序を出し、白色の小さな花をつけます。

セントウソウ

セントウソウ(仙洞草) 2006年3月17日 撮影 花之江の郷

セントウソウ

セントウソウ(仙洞草) 2005年4月5日 撮影 花之江の郷

セントウソウ

セントウソウ(仙洞草) 2005年4月5日 撮影 花之江の郷

セントウソウ

セントウソウ(仙洞草) 2003年6月6日 撮影 那須沼原近辺


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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処ではそだたないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。


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