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広告 自然の中の花科名ーサ行

シャク(杓)、コリアンダーの特徴

シャク

シャク(杓)は、セリ科・シャク属で、全国の山野の湿り気のある草地に生える高さ0.7~1.4mの多年草です。葉は2回3出複葉で小葉は細かく切れ込みます。

ニンジンやパセリの仲間で葉の形がよく似ています。ヤマニンジンとも呼ばれて、サラダやてんぷらとして食べることが出来ます。

 

コリアンダーは、セリ科・コリアンドルム属で西アジア、北アフリカ原産ですが、葉をハーブあるいは葉菜として、果実をスパイスとして用いられます。

上のシャク(杓)は、2008年6月24日に北海道 小清水原生花園で撮影した花です。

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シャク(杓)の特徴

         
和名シャク(杓)
別名コジャク
学名Anthriscus sylvestris
科名・属名セリ科 シャク属
分布北海道、本州、四国、九州
花期5~6月
特徴

山野の湿り気のある草地に生える高さ0.7~1.4mの多年草。

茎は上部で分枝します。

葉は2回3出複葉で小葉は細かく切れ込みます。

枝先に複散形花序を出し、白色の小さな花をつけます。

総苞片はなく、小総苞片は卵形で数個つき、下を向く。花弁は5個、外側の2個が大きい。

コリアンダーの特徴

コリアンダー

コリアンダー 2003年11月23日 撮影 三毳ハーブガーデン

         
和名コリアンダー
別名コエンドロ、パクチー
学名Coriandrum sativum
科名・属名セリ科 コリアンドルム属
分布地中海沿岸
花期6~7月
特徴

高さ30~60cm。

全草が虫のような香りがするが、中国やインドでは若葉を食用にします。

種子はスパイスとして使います。

1年草なので、春か秋にタネをまいて、育ってきた若葉を順次摘み取って利用します。

雨に当たって葉や茎に泥が付くと病気にかかりやすくなるので、株元には敷きワラをしてドロ跳ねを防ぎます。

日当たり良く、水はけの良い用土を好みます。植え付け時に元肥として緩行性肥料を入れますが、1年草なので追肥は必要ありません。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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