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広告 自然の中の花科名ーサ行

ミズバショウ(水芭蕉)とザゼンソウ(座禅草)の特徴

ミズバショウ

ミズバショウ(水芭蕉)は、知らない人がいないくらい有名な花で、北海道、本州(兵庫県、中部地方以北)に沢山ある自生地は花の季節には沢山の人が訪れます。

尾瀬の水芭蕉は有名ですが、誰でも行くわけにはいきませんが、車ですぐ近くまで行けるところにも自生地が沢山ありますし、道路沿いにも自生地があるくらいなので、見たい方は誰でも見られます。

それに比べて、ザゼンソウ(座禅草)花が地味なためかあまり知らない方もいるようですが、高い山でない水芭蕉の自生地に交じって生えていることもあります。

上のミズバショウ(水芭蕉)は、2006年6月14日に尾瀬ヶ原で写した花です。

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ミズバショウ(水芭蕉)の特徴

ミズバショウ

ミズバショウ(水芭蕉) 2000年5月5日 撮影 斑尾高原原生湿原

ミズバショウ

ミズバショウ(水芭蕉) 2000年5月5日 撮影 斑尾高原原生湿原

         
和名ミズバショウ(水芭蕉)
学名Lysichiton camtschatcense
科名・属名サトイモ科 ミズバショウ属
分布北海道、本州(兵庫県、中部地方以北)
花期5~7月
特徴

熱帯に多いサトイモ科の植物の中で、ごく少数のものは北半球の寒冷地域にまで進出しています。その代表がミズバショウとザゼンソウです。

山地の湿原に生える多年草。花茎花序は純白の大きな仏炎苞に包まれます。

花は淡緑色で花序に密集してつき4枚の花被片と、4本の雄しべと1本の雌しべがある両性花です。

水芭蕉の群生地は全国に沢山あります。関東地方に住む私が一番先に思い浮かぶのはやはり尾瀬です。

東北地方や長野県など数えきれないくらいの群生地に行きました。

東北の国道沿いの自生地などはかなりたくさん群生していても、数名しか出会うことがなく、尾瀬の人込みで始めて見た水芭蕉とは違った雰囲気の中で見た水芭蕉を懐かしく思い出します。

ミズバショウ

ミズバショウ(水芭蕉) 2006年3月30日 撮影 星野自然村

ザゼンソウ(座禅草)の特徴

ザゼンソウ

ザゼンソウ(座禅草) 2003年2月21日 撮影 星野

         
和名ザゼンソウ(座禅草)
学名Symplocarpus foetidus
科名・属名サトイモ科 ザゼンソウ属
分布北海道、本州
花期3~5月
特徴

水湿地に生える多年草。

花茎花序は純白の大きな仏炎苞に包まれます。

花序は葉に先立って開き、花茎は高さ10~20㎝。仏炎苞は、暗紫色、時に緑色(アオザゼンソウ)で、長さ20cm。なかの花序は長さ約2cm。

葉は花後成長して長さ幅共に40㎝ほどになります。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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