山野草の育て方、庭造り、野山で写した花の詳細について書いています

山野草を育てるNori&Wako


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自然の中の花科名ーサ行

ベゴニア(木立性)、エラチオール・ベゴニア、シュウカイドウ

投稿日:2017年5月20日 更新日:

コダチベゴニア

ベゴニア(木立性)、エラチオール・ベゴニア、シュウカイドウは、シュウカイドウ科・ベゴニア属の植物で、ベゴニア(木立性)は、熱帯~亜熱帯に広く分布するベゴニアの改良が盛んにおこなわれて園芸品種もかなり多くあるようです。

プランター植えなどでよく見かける「ベゴニア・センパフローレンス」も木立性の一種です。

エラチオール・ベゴニアは、園芸種の球根ベゴニアと、冬咲き性原種ハスノハベゴニアとの交配で作出されたもので、華やかなベコニアですが、暑さにも、寒さにも弱い品種です。

ベゴニア(木立性)は数年間育てたことがありますので、こちらの方が育てやすいのではないかと思います。

中国、マレー半島の原産のシュウカイドウ(秋海棠)も同じ仲間で、野生化するほど丈夫な植物ですが、風流があって群生地には花を見る人が訪れているようです。

上のベゴニア(木立性)は2004年1月9日にとちぎ花センターで撮影したものです。

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ベゴニア(木立性)の特徴と育て方

コダチベゴニア

ベゴニア(木立性) 2005年1月10日 撮影 とちぎ花センター

         
和名 ベゴニア(木立性)
学名 Begonia
科名・属名 シュウカイドウ科 ベゴニア属
分布 原種はオーストラリアを除く熱帯~亜熱帯に広く分布するが、園芸品種の改良が盛んです。
花期 4~11月
特徴と育て方

ベゴニアはその形質により木立性ベゴニア、根茎性ベゴニア、球根性ベゴニアに分けられ、それぞれ改良がなされてきたが、木立性の1種センパフローレンスと根茎性の1種レックスは他をぬきんでてめざましい改良の歴史を歩んできたため、品種数は膨大となりました。

そのため現在の姿には原種とは確然たる違いが見られます。

気温があれば一年を通して咲くものが多く、葉の付け根から花茎を長く伸ばして、その先端に複数の花を下向きに咲かせます。

夏の暑さ、冬の寒さにすこし弱いことを念頭に育てる必要があります。

適度に日当たりのよい環境で元気に育ちますが、梅雨~秋までは湿気と暑さを避けるために風通しのよい明るい日陰に置き、冬は7℃~8℃程度の気温が必要なので、室内の日当たりの良い場所で育てます。

花付きの悪くなった古い茎や伸びすぎる茎は、草姿を乱すので切り戻しを行います。その時、葉腋に葉芽のあるのを確認してその上で切ります。花芽だと花は咲きますが葉は出ません。

春から秋にかけては乾いたらたっぷりと水をやりますが、温度が低めの時は水やりを減らします。

植え替えは2年に1回くらい、赤玉土とピートモスまたは腐葉土にバーミキュライトに鹿沼土を少量入れ、元肥としてマグァンプK などの緩行性肥料を混ぜ、、周囲の根を3分の1程度切り落として、土もほぐしてひと回り大きな鉢に植えます。

殖やすには挿し芽をし、ダニが付いたら殺ダニ剤をかけます。

エラチオール・ベゴニア(リーガース・ベゴニア)の特徴

エラチオールベゴニア

エラチオール・ベゴニア 2005年1月10日 撮影 とちぎ花センター

エラチオールベゴニア

エラチオール・ベゴニア 2004年1月9日 撮影 とちぎ花センター


         
和名 エラチオール・ベゴニア
別名 リーガース・ベゴニア
学名 Begonia Elatior Group
科名・属名 シュウカイドウ科 ベゴニア属
分布 ブラジル、メキシコ、中南米原産
花期 12~2月
特徴

花径約6cm、高さ20~30cm。園芸種の球根ベゴニアと、冬咲き性原種ハスノハベゴニアとの交配で作出されました。

環境の変化に強く、花もちが良いのが特徴です。

エラチオール・ベゴニアは、ベゴニア・ソコトラナと球根ベゴニアとの交配によってつくり出された園芸グループです。

暑さにも寒さにも弱く、生育適温は20℃前後で、冬は最低温度が10℃程度は必要なので、栽培初心者は春に購入すると花を長く楽しめるようです。

夏は戸外で、家の北側の風通しのよい明るい日陰などが適します。高温多湿により病気が発生しやすくなるので、風通しをよくし、雨に当てないよう軒下などで管理します。

普通の鉢の場合は、鉢土の表面がよく乾いたら、天気のよい日の午前中に葉に水がかからないようにたっぷりと水を与えます。

規定の倍率に薄めた液体肥料を10日に1回程度施します。

水はけが悪くなっていたり、根詰まりを起こしていたら、根鉢の周囲の土と根を軽く落とし、5月中旬から6月中旬に、新しい用土で一回り大きな鉢に植え替えます。初夏に植え替えなかった株は、9月中旬から10月上旬までに行います。植え替え時には、元肥としてマグァンプK などの緩行性肥料を入れます。

花が終わって形が崩れて聞いたら、側枝かわき芽のある節を残し、開花した主茎を地際から3~4節の位置で切ります。

9月頃からは室内で管理します。

シュウカイドウ(秋海棠)の特徴

シュウカイドウ

シュウカイドウ(秋海棠) 2003年9月14日 撮影 日光植物園

         
和名 シュウカイドウ(秋海棠)
学名 Begonia grandis, Begonia evansiana
科名・属名 シュウカイドウ科 ベゴニア属
分布 中国、マレー半島
花期 8~9月
特徴

高さ40~60cm。

葉には鋸歯があり、左右が非対称の心臓形をしています。

長く下垂する花軸上に、下向きの花茎2~3cmの花を散房状に咲かせます。

江戸時代に渡来したもので、現在では帰化植物となって、半野生化しているものも見られ有名な群生地もあります。

湿り気のある明るい日陰を好むので、場所が合っていれば自然に殖えて季節にはきれいな花を見せてくれます。

栽培していた時は北側の空いている場所に植えていたので、毎年風流な花を楽しむことが出来ました。

山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処ではそだたないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。


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