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夏の花・山野草の育て方

ハクサンフウロ(白山風露)の育て方|仲間のエゾフウロ(蝦夷風露)

投稿日:2017年2月25日 更新日:

ハクサンフウロ(白山風露)

ハクサンフウロ(白山風露)は、本州中部から東北地方の亜高山帯~高山帯の開けた草地に生える多年草で、よく目にする植物です。

鉢植えでしっかり育てると良いと思いながら、鉢植えではまとまりがつかないので、軽石や硬質鹿沼土などを混ぜ込んで半日陰に地植えにしていますが、関東地方の住宅地の猛暑で細々と生きています。

フウロソウの仲間もチシマフウロアケボノフウロなどを育てています。

下に自生のハクサンフウロ(白山風露)の写真と特徴と仲間のエゾフウロ(蝦夷風露)の特徴を載せていますが、ハクサンフウロに似るが、葉や葉柄に開出する粗毛があり、萼にも開出毛が多いのが特徴です。

上のハクサンフウロ(白山風露)は、自宅で2005年7月11日に撮影した花です。

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ハクサンフウロ(白山風露)の特徴と育て方

ハクサンフウロ(白山風露)

ハクサンフウロ(白山風露) 2006年7月21日 撮影 栽培品

           
和名 ハクサンフウロ(白山風露)
別名 アカヌマフウロ
学名 Geranium yesoense var.nipponicum
科名・属名 フウロソウ科 フウロソウ属
分布 本州中部から東北地方にかけて分布し、高山の湿った草地に生える
花期 7~8月
特徴

高さ30~80cm。亜高山帯~高山帯の開けた草地に生える多年草。

葉は5深裂し、裂片は3出状に中裂します。葉の裂片は細く、終裂片は幅1~3㎜。

花径2.5~3cm、萼片の毛は少なくて寝る。

果実の花柱分枝は長さ4~5㎜で合着部より長い。

育て方

根は太くて細根が少なく長いので、大きめの鉢に、鉢底ににゴロ土を入れ、硬質鹿沼土を主に桐生砂、軽石砂などの混合用土で、根に触れないようにマグァンプK などの緩行性肥料を入れて植込みます。

排水よく、過湿にならないように気をつけます。他のものと混植しないほうが生育がよいようです。

植え替えは、毎年、芽が出る直前の2月~3月上旬に行います。

潅水は普通にし、1日中日の当たる通風の良い場所に置くが、梅雨からはポリカーボネートの波板の屋根下に置き真夏の直射日光は避けます。

水は表面が乾いたらやり、真夏は夕方に、鉢と鉢のまわりにたっぷりやって、夜間温度を下げるようにします。それ以外の季節は朝にやります。乾きやすい時は朝もやります。

定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。

肥料は薄い液肥を月に2~3回施し、秋、早めに肥料を止めると葉が紅葉して美しくなります。

我が家では、薄日の当たる場所に路地植えにしているが、さほど増えも減りもせずに、零れ種から芽生えて20年以上も元気にしています。

自生地のハクサンフウロ(白山風露)

ハクサンフウロ(白山風露)

ハクサンフウロ(白山風露) 2007年7月20日 撮影 霧が峰高原

ハクサンフウロ(白山風露)

ハクサンフウロ(白山風露) 2004年7月2日 撮影 霧が峰高原

ハクサンフウロ(白山風露)

ハクサンフウロ(白山風露) 2003年8月2日 撮影 月山

ハクサンフウロ(白山風露)

ハクサンフウロ(白山風露) 2003年7月27日 撮影 戦場ヶ原

ハクサンフウロ(白山風露)まとめ

排水良く過湿にならないように気を付けます。

日当たりを好みますが、暑い地方は半日陰で育てます。鉢植えの植え替えは、毎年芽が出る直前の2月~3月上旬に行います。

エゾフウロ(蝦夷風露)の特徴

エゾフウロ

エゾフウロ(蝦夷風露) 2008年6月24日 撮影 小清水原生花園

エゾフウロ

エゾフウロ(蝦夷風露) 2005年7月15日 撮影 ワッカ原生花園

エゾフウロ

エゾフウロ(蝦夷風露)葉 2005年7月15日 撮影 ワッカ原生花園

         
和名 エゾフウロ(蝦夷風露)
学名 Geranium yesoense
科名・属名 フウロソウ科 フウロソウ属
分布 北海道、本州
花期 7月~8月
特徴

亜高山帯~高山帯の開けた草地に生える多年草。

高さ30~80cm。

ハクサンフウロに似るが、葉や葉柄に開出する粗毛があり、萼にも開出毛が多い。

花は紅紫色で直径約3㎝。

エゾフウロ

エゾフウロ(蝦夷風露) 2005年7月15日 撮影 ワッカ原生花園

エゾフウロ

エゾフウロ(蝦夷風露) 2005年7月15日 撮影 ワッカ原生花園

エゾフウロ

エゾフウロ(蝦夷風露)葉 2005年7月15日 撮影 ワッカ原生花園



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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処ではそだたないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。


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