スポンサーリンク

広告 夏の花・山野草の育て方

チェッカーベリー(ゴールテリア・プロクムベンス)の育て方

チェッカーベリー(ゴールテリア・プロクムベンス)は、北米東北部原産のツツジ科 シラタマノキ属の常録矮生低木で、地下茎を伸ばして広がります。

コケモモを大きくしたような植物で、コケモモよりも育てやすいので、寄せ植えなどにも使うことのできる素敵な植物です。

園芸品種として、より実の大きくなるものなどもあるようなので、お正月の寄せ植えなどにとても良い植材です。

上のチェッカーベリー(ゴールテリア・プロクムベンス)は、自宅で2017年6月26日に撮影した花です。

スポンサーリンク

チェッカーベリー(ゴールテリア・プロクムベンス)の特徴と育て方

チエッカ―ベリー

チェッカーベリー(ゴールテリア・プロクムベンス) 2014年7月18日 撮影 栽培品

チェッカーベリー(ゴールテリア・プロクムベンス) 2011年11月15日 撮影 栽培品

           
和名チェッカーベリー
別名ゴールテリア・プロクムベンス、オオミコウジ、ヒメコウジ
学名Goultheria Procumbens
科名・属名ツツジ科 シラタマノキ属
分布北米東北部原産
花期6~7月  果熟期:秋~春
特徴

草丈10cmくらいの常録矮生低木で、地下茎を伸ばして広がり、寒さにあうと葉色は赤みを帯びます。

6~7月にアセビに似た花を咲かせます。

カーペット状に広がり、秋~春に赤い実を長期間つけます。実の直径1cm前後の在来種と、1.5cmくらいの大実のタイプとがあり、実の先端は5裂します。

サリチル酸メチルが含まれサロメチールの香りがします。

育て方

春と秋は日に当て、高温多湿や夏の強い日ざしに弱いので、湿り気のある涼しい場所で管理します。

耐寒性はありますが、乾燥した北風には弱いので風をよけて冬越しをさせます。

弱酸性の用土を好みますので桐生砂、硬質鹿沼土、赤玉土にピートモスを少量加えた用土(栽培する方によって使う用土は自由)を用い、マグァンプK などの緩行性肥料を根に触れないように入れて植えこみます。

鉢植えは、3月~5月に根鉢をくずし、傷んだ根を取り除き、混み合った古い枝を切り詰めて行いますが、株分けができるようだったら、その時行います。

4月から5月の成長期に月1回の緩効性固形肥料を置き肥として施すか、月3~4回液体肥料を施します。

水は鉢の表面が乾き始めたらたっぷりやります。

増殖は、株分けの他、挿し木、実生からもできます。

井頭公園(高山植物館)のチェッカーベリー(ゴールテリア・プロクムベンス)

チェッカーベリー(ゴールテリア・プロクムベンス)

チェッカーベリー(ゴールテリア・プロクムベンス) 2005年8月11日 撮影 井頭公園(高山植物館)

チェッカーベリー(ゴールテリア・プロクムベンス)まとめ

チェッカーベリー

チェッカーベリー(ゴールテリア・プロクムベンス) 2008年7月1日 撮影 栽培品

湿り気のある、冷涼な環境を好みますので、鉢植えは表土が乾き始めたら、たっぷりと水をやり、乾燥には気を付けます。

寒さには強いですが、乾いた北風はに当てないように、置き場所には注意が必要です。

関連記事(一部広告を含む)

山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

スポンサーリンク

-夏の花・山野草の育て方
-