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広告 夏の花・山野草の育て方

トキソウ(朱鷺草)の育て方

トキソウ

トキソウ(朱鷺草)は、北海道、本州、四国、九州の日当たりの良い湿地に生える、ラン科 トキソウ属の植物です。

宮城県に住んでいた時にはかなり殖えたのですが、関東地方の住宅地では数年で枯れてしまうために庭に湿原のようなものを作りました。

現在は殖えて元気に育っていますが、長い年月を栽培できるかはまだわかりません。

下に月山、田代山のトキソウ(朱鷺草)の写真を載せています。

上のトキソウ(朱鷺草)は、自宅で2017年5月18日に撮影した花です。

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トキソウ(朱鷺草)の特徴と育て方

トキソウ(朱鷺草) 2020年5月13日 撮影 栽培品

           
和名トキソウ(朱鷺草)
学名Pogonia japonica
科名・属名ラン科 トキソウ属
分布北海道、本州、四国、九州
花期5~7月
特徴

日当たりの良い湿地に生える多年草。

茎は高さ10~30㎝。

葉は茎の中部に1個つき、長さ4~10㎝。

茎頂に淡紅色の花を横向きに1個つけます。

萼弁、花弁とも長さ2~2.5㎝。

唇弁内側に紅紫色のやわらかい突起が密生します。

育て方

中深の鉢にミズゴケもしくは硬質鹿沼土7に軽石砂や日向土などの石系3くらいの混合用土に植え、ミズゴケを張ります。

わが家は、ゴロ石を入れ、硬質鹿沼土7に軽石砂や日向土などの石系3くらいの混合用土で、元肥としてマグァンプK などの緩行性肥料を入れてミズゴケを貼って植えています。

通年日向に置き、水は表土の乾きを見て与えるが、水切れには弱いので注意します。

わが家は毎年植え替えて、スイレン鉢の大きいものに砂利を沢山入れたうえに、軽石硬質鹿沼土などを入れて湿原のようにしたところの日向に鉢を埋めておきました。

夏はまわりにクリンソウを植えているので、クリンソウの葉が日陰を作ってくれます。

増やすには、植え替え時に新芽を確認して株分けをします。

乾き始めた時に水をやり、月に2~3回液肥を施しています。

まだ2年目なので分かりませんが、この場所で元気に育ってくれることを願っています。

トキソウ

トキソウ(朱鷺草) 2018年5月8日 撮影 栽培品

月山、田代山のトキソウ(朱鷺草)

トキソウ

トキソウ(朱鷺草) 2006年8月4日 撮影 月山

トキソウ

トキソウ(朱鷺草) 2003年7月5日 撮影 田代山

トキソウ

トキソウ(朱鷺草) 2003年7月5日 撮影 田代山

トキソウ(朱鷺草)まとめ

トキソウ

トキソウ(朱鷺草) 2019年5月22日 撮影 栽培品

日向で管理すること。高温多湿には弱いので、夏を涼しく管理します。

しかし、高層湿原生える植物なので、乾燥には弱いので工夫をして育てます。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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