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春の花・山野草の育て方

ベニバナエゾノチチコグサの育て方|ヒメエゾチチコグサ

ベニバナエゾノチチコグサ

ベニバナエゾのチチコグサは、山野草愛好家や園芸愛好家などに好まれて栽培されているエゾノチチコグサにと同属の植物です。

エゾノチチコグサは白花ですが、名前のようにベニバナエゾのチチコグサは花径の先に見え始めたころに紅色がとても愛らしい花です。

その上、育てやすく、増殖も旺盛なのでロックがーでには欠かせない花になっています。

上のベニバナエゾノチチコグサは、自宅で2007年4月26日に撮影したものです。

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ベニバナエゾノチチコグサの特徴と育て方

ベニバナエゾノチチコグサ

ベニバナエゾノチチコグサ 2004年4月15日 撮影  栽培品

ベニバナエゾノチチコグサ

ベニバナエゾノチチコグサ 2005年5月1日 撮影  栽培品

 
和名ベニバナエゾノチチコグサ
学名Antennaria rosea
科名・属名キク科 エゾノチチコグサ属
分布ヨーロッパ
花期栽培品:4月
特徴

花茎10cm前後、葉はエゾノチチコグサに似ているが、色はシルバーで、葉の観賞価値も高い。

雄雌異株だがこの花は雌株のようです。

葉は細かい白い毛に覆われ、根生葉はロゼット状につきます。

育て方

乾いた山地に群生する植物のようですが、丈夫でどんな用土でも育つが、株が締まって見られるように育てるには硬質鹿沼土に軽石などをませた用土に植えた方が良いようです。

雌雄異株だが、鑑賞価値の高い雄株が出回っているので、私は雌株は見たことがありません。

かなり殖えるので植え替えは花後に株わけを兼ねて行うが、ゆったりと植えても翌年の花時には株がいっぱいになります。

花径の先に赤い蕾が見え始めたころは初々しい感じがしてとても可憐です。

ロックガーデンに植えても丈夫で殖えるのでおすすめです。

ベニバナエゾノチチコグサのまとめ

ベニバナエゾノチチコグサ

ベニバナエゾノチチコグサ 2007年5月2日 撮影  栽培品

ベニバナエゾノチチコグサは、北海道の乾いた岩場に生える多年草のエゾノチチコグサと同属の植物ですが、ベニバナエゾノチチコグサはとても育てやすい植物です。

私はエゾノチチコグサは見たことも育てたこともありませんが、ヒメエゾチチコグサという種を播いて開花させたことがあります。その時はあまりに雑草のような花だったことから、間違った種を育てたのではないかと思いましたが、今考えると間違っていなかったようです。

写真を見るとエゾノチチコグサに似ていますし、エゾノチチコグサもハハコグサによく似ていて花が白いようですからあながち間違いとは言いきれなかったのではないかと顧みています。

種から育てたヒメエゾチチコグサ

ヒメエゾチチコグサ 2003年6月5日 撮影 栽培品

ヒメエゾチチコグサ

ヒメエゾチチコグサ 2004年6月5日 撮影 栽培品

ヒメエゾチチコグサの種を購入して、開花まで育てたことがあります。楽しみにして開花を待った花でしたが、ハハコグサを小さくしたような白い花で間違って雑草を育てたのではないかと思いましたが、今考えて見ると間違いなくヒメエゾチチコグサだったようです。

山野草を育てていると言っても、野草と雑草の境界はあいまいでしょうし、考え方次第だと思います。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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