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広告 春の花・山野草の育て方

バイカカラマツ、シロバナバイカカラマツの育て方

バイカカラマツ

北アメリカ東北部原産の1属1種の植物です。40年近く前にピンクの名前のような梅の花に似た小さな株が売っていましたが、あまりに小さな苗で、その割には高価だったので育てることが出来るかどうか心配で、購入できないでいましたが、数年後に購入して30年以上も育てています。

一重咲きだったために種も良くできてかなり殖えました。現在は零れ種が庭に芽生えるまでになっています。

八重咲は種ができないので、株分け以外で殖やすことになります。

上のバイカカラマツは、自宅で2004年4月7日に撮影したものです。

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バイカカラマツ、シロバナバイカカラマツの特徴と育て方

バイカカラマツ(八重)

バイカカラマツ 2008年4月9日 撮影 栽培品

バイカカラマツ

バイカカラマツ 2007年5月7日 撮影 栽培品

シロバナバイカカラマツ

シロバナバイカカラマツ 2004年5月8日 撮影 栽培品

 
和名バイカカラマツ
学名Anemonella thalictroides
科名・属名キンポウゲ科 バイカカラマツソウ属
分布北アメリカ東北部原産 1属1種
花期4~5月
特徴

地中に小さな球根が集まって1株を形成します。

春に蕾を抱えて芽生え新葉の展開が始まると次々に新しい花穂を上げて競うので、長期間に花を楽しむことが出来ます。

草丈に比べて花が大きくて端正な花姿は、広く愛される不思議な魅力を持つ多年草です。

和名は紅色を帯びた鮮やかな淡紫色が、梅の花を想像させることからついたもので、品種改良で色も花も多様なものが販売されています。

育て方

植え替えは毎年が理想だが、2年に1回は植え替えます。

適期は9月中旬~10月下旬、または芽だし前の3月に株分けをかねて行う。

用土は硬質鹿沼土6、赤玉土3、軽石1くらいにして、中深鉢を用います。

芽だしから生育期はたっぷりと水をあげ、葉が枯れてきたら徐々に水を控えるが、休眠期間も忘れずに与えます。

塊茎の腐敗防止のため、直接雨の当たらない場所を選び、春と秋は十分に日に当て6月以降は風通しの良い半日陰で栽培します。

バイカカラマツのまとめ

バイカカラマツ(八重)

バイカカラマツ 2007年4月21日 撮影 栽培品

バイカカラマツ

バイカカラマツ 2006年4月13日 撮影 栽培品

バイカカラマツ

シロバナバイカカラマツ 2017時年4月22日 撮影 栽培品

私が初めて見てから40年近くたちますが、今でも品種改良が行われて様々な花が販売されているのを見ると人気のある花だということが分かります。

現在販売されているものは八重咲の大きな花が多くなっているようですが、野性味あふれる一重の花も人気があるようで、私はそちらの方が好きです。

白花は一重ですが、種もあまりできず、株も殖えにくいようですので、株自体が弱いのかもしれません。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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