スポンサーリンク

春の花・山野草の育て方

ダイセンオダマキの育て方

ダイセンオダマキ

ダイセンオダマキは、オダマキ(わが国の本州、中部地方以北から北海道に分布する「ミヤマオダマキ」から改良された園芸品種)とヤマオダマキの自然交雑種ということです。

わが家は種から育てましたが、ネットで他の方の写真と比べても間違いがないようです。ヤマオダマキのようには大きくならずにほっそりとした花形で、草丈が低いので鉢栽培に向いています。

オオヤマオダマキも育てていますが丈が高くなるので、庭で自然に更新して咲いていますが、オダマキは株の寿命が短いのと交雑種ができやすいために別に管理して育てています。

上のダイセンオダマキは、自宅で2014年5月8日に撮影したののです。

スポンサーリンク

ダイセンオダマキの特徴と育て方

ダイセンオダマキ

ダイセンオダマキ 2006年5月20日 撮影  栽培品(種より)

 
和名ダイセンオダマキ
学名Aquilegia × maruyamana
科名・属名キンポウゲ科 オダマキ属
分布オダマキとヤマオダマキの自然交雑種
花期5月
特徴

ダイセンオダマキとは、オダマキ(わが国の本州、中部地方以北から北海道に分布する「ミヤマオダマキ」から改良された園芸品種)とヤマオダマキの自然交雑種です。

草丈約は15cm位で草丈はオダマキい似ていますが、花の色はヤマオダマキをほっそりとしたような形です。

鉢で栽培するには草丈も低いことから鑑賞価値が高いのではないかと思います。

大山に咲くオダマキと混同している方がいるようですが、大山に咲くオダマキとは違うようです。

 
育て方

日向砂、軽石などの手に入りやすい用土に日光砂、硬質鹿沼土を主にした混合用土に、マグァンプK 入れて植え込みます。

春は午前中くらい日が当たる場所で、夏は涼しい場所で管理します。

真夏と冬を除いて1ヶ月に2~3回薄い液肥を水代わりにやり、定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。

水は秋から春は朝に、夏は夕方に鉢のまわりにもたっぷりやり、夜間温度を下げるように工夫します。

植え替えは、3月か9月中旬~10月頃が適期です。鉢から抜いた株は長く伸びすぎた細い根は切り、太い根は根を傷つけないようにして植え替えます。

オダマキは多年草ですが、株が3~4年が過ぎるとよわってきますので、種からの更新は欠かせません。

購入した種か採取した種を播くことになりますが、栽培しているものの種を播くときは採り播きが発芽率が良いようです。

購入した種を播くときは1晩水につけて播きます。アキレギアの種は発芽しやすいものが多いです。

ダイセンオダマキまとめ

ダイセンオダマキ

ダイセンオダマキ 2005年5月26日 撮影  栽培品(種より)

ダイセンオダマキは、オダマキ(わが国の本州、中部地方以北から北海道に分布する「ミヤマオダマキ」から改良された園芸品種)とヤマオダマキの自然交雑種ですが、種から育てても同じ花が咲くことから、遺伝子が固定されていると思われます。

わが家も種をいただいて育てたのですが、その後も種から更新しながら10年ほど栽培しています。ダイセンオダマキが自然交雑種であるようにオダマキは交雑がしやすいようなので、交雑を避けながら栽培したいと思います。

関連記事(一部広告を含む)

山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

スポンサーリンク

-春の花・山野草の育て方
-