山野草の育て方、植物図鑑、庭造り

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庭木や盆栽の花木・実物の育て方

ガクウラジロヨウラク(萼裏白瓔珞)とウラジロヨウラク(裏白瓔珞)の育て方

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ガクウラジロヨウラク

ウラジロヨウラク、ガクウラジロヨウラクは、白山付近以東、富士山以北、中部地方、関東地方北部、東北地方、北海道の各山地に分布しているようで自生地は同じようです。

月山、田代山、坪庭で写したウラジロヨウラク、田代山、裏磐梯五色沼付近で写したガクウラジロヨウラクの写真を載せていますが、それぞれに色が違っているのを興味深く思いました。

ウラジロヨウラクもガクウラジロヨウラクの花も大きさや形、色など千差万別で美しいことからかなり人気があるようです。

関東地方ではキヌガワヨウラクが有名ですが、鬼怒川に産するということで、別にキヌガワヨウラクという花はないようです。

上のガクウラジロヨウラク(萼裏白瓔珞) 2014年5月15日 撮影 栽培品

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ガクウラジロヨウラク(萼裏白瓔珞)の育て方

ガクウラジロヨウラク(萼裏白瓔珞)

ガクウラジロヨウラク(萼裏白瓔珞) 2007年5月16日 撮影 栽培品

   
和名 ガクウラジロヨウラク(萼裏白瓔珞)
学名 Menzesia multiflora var. longicalyx
科名・属名 ツツジ科 ヨウラクツツジ属
分布 白山付近以東、富士山以北、中部地方、関東地方北部、東北地方、北海道の各山地に分布し、亜高山帯の落葉樹林内
花期 5~6月
特徴

落葉低木で、幹は直立して分枝し、高さ1~2mとなり、花は淡紅色で筒状鐘形で、筒先が浅く5裂します。

萼の長いものはウラジロヨウラクの変種でガクウラジロヨウラクと呼ばれます。

育て方

深鉢を使い、ゴロ土の上に、マグアンプK元肥に入れて、富士砂、桐生砂、赤玉土、各等量に腐葉土を少量混用し、これに根を浅くまたがせ、ピートを水で練って薄く表面を覆います。

その上に苔を張り付け、潅水時にピートが流れないようにし、春から花の終るまで日なた、以後は半日陰で管理します。

真夏と冬を除いて1ヶ月に2~3回薄い液肥を水代わりにやり、定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。

水は秋から春は朝に、夏は夕方に鉢のまわりにもたっぷりやり、夜間温度を下げるように工夫します。

家では小さい苗木から10年くらいたち、地植えでけっこう育ち、もう何年も毎年花を見せてくれるようになっています。

田代山、裏磐梯五色沼のガクウラジロヨウラク(萼裏白瓔珞

ガクウラジロヨウラク(萼裏白瓔珞)

ガクウラジロヨウラク(萼裏白瓔珞) 2003年7月5日 撮影 田代山

ガクウラジロヨウラク(萼裏白瓔珞)

ガクウラジロヨウラク(萼裏白瓔珞) 2005年6月18日 撮影 裏磐梯五色沼

ガクウラジロヨウラク(萼裏白瓔珞)

ガクウラジロヨウラク(萼裏白瓔珞) 2005年6月18日 撮影 裏磐梯五色沼

ウラジロヨウラクもガクウラジロヨウラクも同じような場所に自生しているのではないかと田代山の自生の花を見て思いました。

萼のあるものとないものがあるのはどのような意味を持つのだろうかと植物の植生に不思議な思いを抱きましたが、これも個性なのでしょうか。

ウラジロヨウラク(キヌガワヨウラク)の育て方

ウラジロヨウラク(裏白瓔珞)

ウラジロヨウラク(裏白瓔珞) 2008年6月5日 撮影 栽培品

 
和名 ウラジロヨウラク(裏白瓔珞)
別名 キヌガワヨウラク(鬼怒川瓔珞)
学名 Menziesia multiflora
科名・属名 ツツジ科 ヨウラクツツジ属
分布 白山付近以東、富士山以北、中部地方、関東地方北部、東北地方、北海道の各山地。キヌガワヨウラクは栃木県鬼怒川に産します。
花期 5~6月
特徴

落葉低木で、幹は直立して分枝し、高さ1~2mとなり、花は淡紅色で筒状鐘形で、筒先が浅5裂します。

花は変種が多くいろいろな形や、色が見られます。

育て方

深鉢を使い、ゴロ土の上に、マグアンプK元肥に入れて、富士砂、桐生砂、赤玉土、各等量に腐葉土を少量混用し、これに根を浅くまたがせ、ピートを水で練って薄く表面を覆います。

その上に苔を張り付け、潅水時にピートが流れないようにし、春から花の終るまで日なた、以後は半日陰で管理します。

小さな実生苗を購入しましたが、花が咲くまでには育ちましたが大きく育つまでいは至りませんでした。

月山、田代山、坪庭のウラジロヨウラク(裏白瓔珞)

ウラジロヨウラク(裏白瓔珞)

ウラジロヨウラク(裏白瓔珞) 2003年7月5日 撮影 田代山

ウラジロヨウラク(裏白瓔珞)

ウラジロヨウラク(裏白瓔珞) 2006年8月4日 撮影 月山

ウラジロヨウラク(裏白瓔珞)

ウラジロヨウラク(裏白瓔珞) 2007年7月21日 撮影 坪庭

山で出会ったウラジロヨウラクです。これらは森林限界以前の亜高山帯で見たものです。田代山では頂上湿原で出会っているので、樹木が生息する限界地域に自生していることになるようです。

何気なく写してきた花ですが、自生地ごとにかなり違った色合いの花が咲いていたことに、後で気付きました。田代山では萼ウラジロヨウラクも写してきましたが、同じような色あいだったことに意味があるのかはわかりません。

ウラジロヨウラク(裏白瓔珞)、ガクウラジロヨウラク(萼裏白瓔珞)のまとめ

ガクウラジロヨウラク(萼裏白瓔珞)

ガクウラジロヨウラク(萼裏白瓔珞) 2004年5月16日 撮影 栽培品

亜高山帯のツツジ科の植物ですから、栽培はそれほど易しいとは言えないまでも、高山帯のツツジ科の矮星低木に比べれば育てられないというほどではないと思います。

わが家のガクウラジロヨウラクは40年近くになるので株が弱り始めています。シャクナゲにしても古い株になると元気がなくなるようですが、樹木にもそれぞれに寿命というものがあるのでしょうか。

盆栽などで長く持ち込んでいる方もおられるようなので、育て方にも問題があるのでしょうか。

山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処ではそだたないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。


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