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プリムラ・シネンシス・ステラタ(Primula chinensis Stellata)の育て方

プリムラ・シネンシス・ステラタ

プリムラ・シネンシス・ステラタ(Primula chinensis Stellata)は、中国原産のプリムラで、東洋の雰囲気を持った花が特徴です。

プリムラの中では難しい方ではありませんが、栽培は他のプリムラと同じように、秋から春は屋根下の日当たりで栽培し、夏は明るい日陰で管理します。

種を採取することが難しいプリムラが多い中、種ができやすく種からの栽培が可能なので株を更新することができ長年の栽培が可能です。

上のプリムラ・シネンシス・ステラタは、自宅で2006年3月25日に撮影したものです。

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プリムラ・シネンシス・ステラタ(Primula chinensis Stellata)の特徴と育て方

プリムラ・シネンシス・ステラタ

プリムラ・シネンシス・ステラタ 2012年2月22日 撮影 栽培品

 
和名プリムラ・シネンシス・ステラタ
学名Primula chinensis Stellata
科名・属名サクラソウ科 サクラソウ属
分布中国四川省原産
花期冬~初夏
特徴

プリムラの原種の一つで、中国原産のプリムラです。

肉厚な葉、赤銅色の茎、桜の花の形に良く似た純白の花を冬から初夏にかけて長期間楽しむことができます。

耐寒性も強く、マイナス5度くらいでも生育するので、暖地では露地栽培も可能ですが、夏の暑さ対策は必要です。

他のプリムラに比べて暑さに強いので、涼しい環境であれば容易に夏越しができます。

育て方

明るい屋根下など、直接霜が当たる場所は避けて管理します。半日陰を好みますので、強い日光は必要ないようです。

多湿になりすぎると根腐れの原因になるので、水は鉢の上面が乾いたら与えます。

夏越しをする場合は木陰など風通しの良い場所で管理することが必要です。

植え替えは10~3月、鹿沼土と軽石などの混合用土で植えます。

肥料は植え替え時にマグァンプK を根に触れないように入れて、夏を除いて液肥を施します。

プリムラ類はコナジラミ、アブラムシなどの害虫が付きやすいので、定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。

4年くらい過ぎると持ち越した株も少し弱ってくるので、種を播き株の更新をした方が良い。種から育てても2年くらいで開花します。

プリムラ・シネンシス・ステラタについて

プリムラ・シネンシス・ステラタ

プリムラ・シネンシス・ステラタ 2019年2月13日 撮影  栽培品

暖冬のため春を待てずに咲いてしまいました。

プリムラ・シネンシス・ステラタは、桜の花のような白い花が咲き、育てやすいプリムラです。ウンナンサクラソウとの交配によっていろいろな色を持つ園芸品種が流通しているようです。

プリムラは原種も多いのですが、交配が盛んで色とりどりの園芸品種がありますので、好きな花で華やかなガーデニングが楽しめそうです。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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