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広告 早春の花・山野草の育て方

プリムラ・アリオニー ’アップルブロッサム’(Primula allionii 'apple blossom')の育て方

プリムラ・アリオニー’アップルブロッサム’

プリムラ・アリオニー ’アップルブロッサム’(Primula allionii 'apple blossom')は、山野草のHPで知り合ったとても熱心な栽培家である友人から苗をいただいて育て始めたものです。

高山植物の特徴を持つ小さな葉と大きな花がとっても素晴らしいプリムラですが、詳しいことがほとんどわかりません。

花は最初のうちは咲きませんでしたが、苗が元気になると数花つけてくれますが、咲かない年もありました。長いこと元気に育っていたのですが、ここ数年の猛暑に少し弱り気味なのが心配です。

消えることなく育ってほしいと願ているプリムラです。

上のプリムラ・アリオニー ’アップルブロッサム’は、自宅で2007年3月27日に撮影したものです。

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プリムラ・アリオニー ’アップルブロッサム’(Primula allionii 'apple blossom')の特徴と育て方

プリムラ・アリオニー ’アップルブロッサム

プリムラ・アリオニー ’アップルブロッサム’ 2007年4月8日 撮影  栽培品

 
和名プリムラ・アリオニー ’アップルブロッサム’
学名Primula allionii 'apple blossom'
科名・属名サクラソウ科 サクラソウ属
分布ヨーロッパアルプス南部
花期栽培:早春 自生地:7~8月
特徴

プリムラ・アリオニーはヨーロッパアルプス南部に自生する小型の種で多くの品種があり、ヨーロッパの山草園芸界で人気が高いようです。

草丈は3~5cm。草丈に比べて大きな3㎝位の花をつけます。

根際から生える葉は長い楕円形で、腺毛が生えます。

高山の花にふさわしく小さな葉を広げて、大きな花を咲かせます。

育て方

軽石砂、桐生砂、日光砂に硬質鹿沼土を主にした混合用土に植えました。

春と秋は日光に当てて、夏は半日陰の屋根下で雨をよけて管理します。

新葉の展開時から開花中は多めに水を与え、夏は根腐れ防止のために乾燥気味に育てますが、真夏は夕方に、鉢のまわりにたっぷりやって、夜間温度を下げるようにします。それ以外の季節は朝にやります。

高山性のプリムラなので、新しい用土で花後毎年植え替えます。

肥料は植え替え時にマグァンプK を根に触れないように入れます。

真夏と冬を除いて1ヶ月に2~3回水肥を水代わりにやり、定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。

プリムラ・アリオニー ’アップルブロッサム’

プリムラ・アリオニー ’アップルブロッサム’

プリムラ・アリオニー ’アップルブロッサム’ 2018年3月28日 撮影  栽培品

プリムラ・アリオニー ’アップルブロッサム

プリムラ・アリオニー ’アップルブロッサム’ 2012年4月6日 撮影  栽培品

プリムラは日本の花も素晴らしいですが、世界にはとても素晴らしい花が咲くプリムラがたくさんあり、その魅力に取りつかれてしまう方も多いと聞きます。

私もかなり多くの種を播き花を咲かせました。また、プリムラ・アリオニー 'アップルブロッサム’ のような素晴らしい花が咲く苗をいただいて花を見ることができました。

世界のプリムラを見る旅も楽しいでしょうが、偶然に出会うことのできた種を播いて、かなり多くのプリムラの花を見ることがてきたことはこの上ない喜びでした。

現在は種の入手も困難になっていますし、我が家の栽培品の手入れだけでも大変になっていますが、このようにいつまでも花を見せてくれる高山性のプリムラがあることは嬉しいことです。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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