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広告 早春の花・山野草の育て方

プリムラ・コルツソイデス(Primula cortusoides)の育て方

プリムラ・コルツソイデス(Primula cortusoides)は、中国原産のプリムラで、プリムラ・サクサティリス(Primula saxatilis)の異名と書いてあるの見かけましたがどうなのでしょうか。

ネット上でどちらの花も見ましたが、かなり似ていました。プリムラ・コルツソイデスもあまり情報がないのですが、プリムラ・サクサティリスは日陰の岩場や林に生えるということなので、日陰の植物のようです。

日本のサクラソウに似ていることからそれほど日光には当てなかったのですが、たくさん芽生えていたので手を抜いてしまったようで、数年後に気が付いた時には消えていました

開花から2年を過ぎた株はかなり元気に写っていますので、その後数年はかなり元気だったために、植え替えもしないで手を抜いてしまったのかもしれません。

上のプリムラ・コルツソイデス(Primula cortusoides)は、自宅で2007年4月21日に撮影したものです。

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プリムラ・コルツソイデス(Primula cortusoides)の特徴と育て方

プリムラ・コルツソイデス

プリムラ・コルツソイデス(Primula cortusoides) 2006年4月18日 撮影  栽培品(種子から)

 
和名プリムラ・コルツソイデス
中国名指葉報春
学名Primula allionii 'apple blossom'
科名・属名サクラソウ科 サクラソウ属
分布中国
花期早春
特徴

花はローズ、花徑2cm 傘状に5~15花。葉は卵~楕円形で 基部心形です。

邦産サクラソウに類似します。

20~25cm で、邦産サクラソウより花も少し小さく、葉も小型でスマートな感じです。

育て方

プリムラ類は夏の暑さに弱いという印象があるが、10ヶ月で開花しました。

邦産サクラソウに形も類似、性質も同じように丈夫そうです。

硬質鹿沼土をに軽石、日向土などの石系を少量の混合用土で2月中旬~3月上旬に植え替えています。

肥料は植え替え時にマグァンプK を根に触れないように入れて、夏を除いて液肥を施します。

定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。

水は秋から春は朝に、夏は夕方に鉢のまわりにもたっぷりやり、夜間温度を下げるように工夫します。

プリムラ コルツソイデス(Primula cortusoides)について

プリムラ・コルツソイデス

プリムラ コルツソイデス(Primula cortusoides) 2006年4月14日 撮影  栽培品(種子から)


上の写真からも分かるように株によってかなり雰囲気が異なっているのは、種から育てたものなのかもしれません。しかし野生に咲いている花を見ても個性がありますからこのような個性がある花なのでしょうか。

プリムラ コルツソイデス(Primula cortusoides)も原種であるためか、あまり情報のない花なので、詳しいことが分からないままになっています。

日本の植物でも調べるのが難しいですが、海外のものになるとその数が多いために図鑑なども限られてしまい、私の力では調べるのが困難なものが多いのが現状です。

詳しい方にお教えいただけたらといつも思っています。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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