山野草の育て方、庭造り、野山で写した花の詳細について書いています

山野草を育てるNori&Wako


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夏の花・山野草の育て方

イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)とシルバータイムの育て方

投稿日:2017年3月2日 更新日:

イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)

イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)は、シソ科・イブキジャコウソウ属で、北海道、本州、九州の低地~高山帯 の岩場や乾いた草地に生える、花径5~8㎜、高さ2~10cmの越冬性の矮性低木です。

伊吹山に多く、麝香のような香りがすることから付いた名前です。

八千穂高原自然園、池の平湿原、八方尾根などで出会ったことがあり、高山帯に自生している花ですが、意外に丈夫で、日当たりが良く、夏に半日陰になるような場所ですと地植えでも育つくらい丈夫な花です。

上のイブキジャコウソウ(伊吹麝香草)は、自宅で2003年6月13日に撮影した花です。


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イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)の特徴と育て方

           
和名 イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)
別名 ヒャクリコウ、イワジャコウソウ
学名 Thymus quinquecostatus
科名・属名 シソ科 イブキジャコウソウ属
分布 北海道、本州、九州。東アジア
花期 6~8月
特徴

低地~高山帯 の岩場や乾いた草地に生えます。

花径5~8㎜、高さ2~10cmの越冬性の矮性低木。

茎は地表を這って伸びます。

和名は伊吹山に多く、麝香のような香りがすることから付けられました。

高山植物としては丈夫なので、古くから栽培され人気があります。

育て方

水持ちと水はけを考えて、硬質鹿沼土を主に赤玉土、軽石の混合用土が良いと思いますが、丈夫な植物なので、排水さえよければあまりこだわらなくても良いようです。

すり鉢状の口径の大きな鉢に、根がつまっていたら切り詰めて、中央を盛り上げるように植えこみます。植え時期は春の芽出し前か秋の彼岸前後が良いようです。

肥料は花後と秋の彼岸前後に置き肥しますが、肥料が多すぎると間延びするので、締めて作りたいときは少なめにします。

日当たりで風通しの良い場所で管理しますが、真夏のあまり暑い時は寒冷紗で調節します。

水は表面が乾いたらやり、真夏は夕方に、鉢と鉢のまわりにたっぷりやって、夜間温度を下げるようにします。それ以外の季節は朝にやります。乾きやすい時は朝もやります。

アブラムシがつきやすいので、定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。

地植えはロックガーデン植えが適しています。

株分け、挿し木で殖やします。

八千穂高原自然園、池の平湿原、八方尾根のイブキジャコウソウ(伊吹麝香草)

イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)

イブキジャコウソウ(伊吹麝香草) 2006年8月25日 撮影 八千穂高原自然園


イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)

イブキジャコウソウ(伊吹麝香草) 2004年7月18日 撮影 池の平湿原


イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)

イブキジャコウソウ(伊吹麝香草) 2003年8月23日 撮影 八方尾根


イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)まとめ

高山植物ですが、丈夫な植物なので育てやすいのですが、日当たりで風通しの良いところで管理します。


シルバータイムの特徴と育て方

シルバータイム

シルバータイム 2003年6月17日 撮影 栽培品
斑の抜けた茎に花をつけているが、斑の抜けた葉は切らないと斑が抜けた株に戻ってしまうので切っておきます。

           
和名 シルバータイム
別名 ヒャクリコウ、イワジャコウソウ
学名 Thymus ×citriodorus 'Argenteus'
科名・属名 シソ科 イブキジャコウソウ属
分布 地中海沿岸
花期 6~8月
特徴

常緑多年草で、葉の白い斑紋が美しい品種。

夏にピンク色の4mm位の小さな花が競うように咲きます。

やわらかなレモンの香りが家庭料理に好まれています。

利用部分 花、葉、茎。

育て方

乾燥に強いのですが、過湿を嫌うので、水持ちがよく水はけのよい用土、赤玉土に腐葉土を3割ほどませた用土に植えます。庭植の場合は苦土石灰を混ぜておくとよいようです

真夏の高温多湿に弱く、夏に蒸れて枯れることがあるので、庭植の場合は、風通しのよい半日陰に植えたほうが無難です。

鉢植えの場合は乾いたらたっぷり水をやりますが、庭植の場合はよほど乾かない限りは必要ありません。

鉢植えの場合は2年に1度は根を良くほぐして、株分けを兼ねて新しい用土で植え変えます。

肥料はあまり必要がありませんが、3月~10月くらいの間に2ヶ月に1度、緩行性の固形肥料を置き肥します。

初夏に花が咲いた後に切り戻して風通しを良くします。

10月にも切り戻すと春に新しい芽が伸びます。


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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処ではそだたないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。


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