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夏の花・山野草の育て方

ミズトクサ(水木賊)の育て方

ミズトクサ

ミズトクサ(水木賊)は、本州(中部以北)~北海道、北半球の温帯北部に分布するトクサ科 トクサ属の浅い水中や湿地に生育する多年草です。

水中に生育していますので、水を切らさないようにすることが大切です。コケ玉にして水盤に飾っておくととても見映えがしますが、日光は必要です。

ビオトープに最適な植物です。

上のミズトクサは、自宅で2015年7月4日に撮影したものです。

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ミズトクサ(水木賊)の特徴と育て方


花名ミズトクサ
学名Equisetum fluviatile
科名・属名トクサ科 トクサ属
分布本州(中部以北)~北海道、北半球の温帯北部
花期4月~9月
特徴

ミズトクサは、ヒメトクサに比べて草丈は20~80cmと少し大きく、葉の色は幾分薄めで柔らかく、涼やかな印象のトクサです。

ヒメトクサトと同じくらいの太さでですが、ミズトクサの節間はかなり長い。

多年草の抽水植物で浅水中や湿地に生育する植物です。

ミズトクサの花は見たことがありません。

育て方

寒さに強い植物なので、寒冷地以外は屋外で越冬できます。

冬場は枯れたようになるが翌年も芽が出てきて育つので、一年を通して水を切らさないように注意します。

鉢植えで育てる場合は鉢ごと水につけ、株元が必ず水につかるように水位を調節します。

地植えの場合は水位を調節し、深く沈み過ぎないように気をつけます。

半日以上は日の当たるところに置かないと元気がなくなり殖えません。

植え土は赤玉土でも良いが田土を使った方が生育が良いようです。

緩効性の化成肥料(マグアンプKなど)、または発酵済み油粕を土の中に埋め込みます。

株分け、植え替えは3~5月が適期ですが真冬と真夏を除けば通年可能です。

ミズトクサは10年ほど前に購入した

あるとき大株のミズトクサがとても涼しそうに大鉢に飾ってあるのを見て購入しました。

我が家は手入れをおろそかにしていたのと水管理が良くなかったために、思ったほどきれいに育ちませんでした。

メダカを育てているので、その鉢の中に入れたものは日光不足のために株が殖えず、数年間細々としています。

写真のものは日光に当てて育てているためにかなり見栄えがするようになってきました。

庭に蓮鉢が埋めてあり、砂利を入れ赤玉を入れてそこでもメダカを飼っていますが、そこに台をおいて殖えたミズトクサをのせて育てようと思っています。

ミズトクサの大株の間にメダカが泳いでいる姿を想像しています。

このように思いを巡らしている時が一番楽しい時間です。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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-夏の花・山野草の育て方