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広告 夏の花・山野草の育て方

カンパニュラ・コルヘンシス(Campanula choruhensis)の育て方

カンパニュラ・コルヘンシス

カンパニュラ・コルヘンシス(Campanula choruhensis)は、国を含む欧州、北アジアの原産で、原種は乾燥した草地に自生しているようです。

現在は交配種も出回っていて、大型、中型、小型とあり、花色も白やピンクも出ているようなので、好みのものを栽培することが出来るようです。

上のカンパニュラ・コルヘンシス(Campanula choruhensis)は、自宅で2015年5月17日に撮影した2004年2月9日播種の苗からの花です。

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カンパニュラ・コルヘンシス(Campanula choruhensis)の特徴と育て方

カンパニュラ・コルヘンシス

カンパニュラ・コルヘンシス(Campanula choruhensis) 2017年5月27日 撮影 栽培品(2004年2月9日播種)

           
和名カンパニュラ・コルヘンシス(Campanula choruhensis)
学名Campanula choruhensis
科名・属名キキョウ科 ホタルブクロ属
分布トルコ高地
花期6月
特徴

播種後1年4ヶ月で開花しました。

狭い垂直岩の割れ目で成長するアルプス植物です。

比較的最近発見された、トルコの高地に生える小型のもので灰青色の切れ込んだ葉から丈10㎝で白い大輪のキキョウ花を咲かせます。

咲き始めはピンクがかっていますが開くと白色になります。

育て方

種からの栽培で発芽率はよく、花が咲くまでに1年数ヶ月で早い開花でした。

植え替えは花後株分けを兼ねて行います。

高山植物なので、鉢底にゴロ石を入れて、硬質鹿沼土、日光砂、軽石などの混合用土で元肥にマグァンプK などの緩行性肥料を根に触れないように入れて植えこみます。

春は日当たり、花後植え替えてからは雨に当てずに半日陰で管理します。冬は北風を避けて霜に当てないようにします。

わが家は風通しの良いポリカーボネートの波板の屋根下に置き、真夏は寒冷紗をしています。

真夏と冬を除いて1ヶ月に2~3回薄い液肥を水代わりにやり、定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。

水は表面が乾いたらやり、真夏は夕方に、鉢と鉢のまわりにたっぷりやって、夜間温度を下げるようにします。それ以外の季節は朝にやります。乾きやすい時は朝もやります。

カンパニュラは苦手意識が強いのですが、カンパニュラ・コルヘンシスはとても丈夫で、10年以上過ぎた現在も毎年花を見せてくれます。

カンパニュラ・コルヘンシス(Campanula choruhensis)まとめ

カンパニュラ・コルヘンシス(Campanula choruhensis) 2005年6月2日 撮影 栽培品(2004年2月9日播種)

カンパニュラ・コルヘンシス

カンパニュラ・コルヘンシス(Campanula choruhensis) 2006年5月21日 撮影 栽培品(2004年2月9日播種)

狭い垂直岩の割れ目で成長するというカンパニュラ・コルヘンシスですが、意外に丈夫で、関東地方の猛暑にも耐えて10年以上も毎年花が咲きます。

春と秋は日に当て、花後は水はけのよい用土に植え替え、夏をなるべく涼しく管理して冬は北風や霜から保護をすることが大切です。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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