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カンパニュラ・ライネリー(Campanula rainerii)の育て方

カンパニュラ・ライネリー(Campanula rainerii)は、アルプスに咲くカンパニュラで、ロゼットになり株が殖えますが、花付があまりよくないようです。

わが家は他の高山植物と同じように管理していますが、カリを多く含む水肥を秋にやればよいのではないかと思いながら、実行していません。

同じように育てても、他の高山植物は花付が良いので、そのような性質をもているのではないかと思ったりしています。

上のカンパニュラ・ライネリー(Campanula rainerii)は、自宅で2008年7月4日に撮影した花です。

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カンパニュラ・ライネリー(Campanula rainerii)の特徴と育て方

カンパニュラ・ライネリー

カンパニュラ・ライネリー(Campanula rainerii) 2008年7月4日 撮影 栽培品

           
和名カンパニュラ・ライネリー(Campanula rainerii)
学名Campanula rainerii
科名・属名キキョウ科 ホタルブクロ属
分布アルプス
花期6~7月
特徴

株立ち性で地下茎で広がり、葉は卵形小型で密集したロゼットになります。

花は1茎1花で開鐘形長さ3cm、花茎4cmと小型の草姿に対して大輪で、花色はチャイナブルーです。

育て方

アルプスの高山性のカンパニュラですが、花後毎年植え替ええも密集したロゼットになり、この種類としてはかなり丈夫です。

植え替えは花後株分けを兼ねて行います。

高山植物なので、鉢底にゴロ石を入れて、硬質鹿沼土、日光砂、軽石などの混合用土で元肥にマグァンプK などの緩行性肥料を根に触れないように入れて植えこみます。

春は日当たり、花後植え替えてからは雨に当てずに半日陰で管理します。冬は北風を避けて霜に当てないようにします。

わが家は風通しの良いポリカーボネートの波板の屋根下に置き、真夏は寒冷紗をしています。

真夏と冬を除いて1ヶ月に2~3回薄い液肥を水代わりにやり、定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。

水は表面が乾いたらやり、真夏は夕方に、鉢と鉢のまわりにたっぷりやって、夜間温度を下げるようにします。それ以外の季節は朝にやります。乾きやすい時は朝もやります。

カンパニュラは苦手意識が強いのですが、カンパニュラ・ライネリーはとても丈夫ですが、花付が良くないので秋からカリの多い肥料に切り替えた方が良いようです。

カンパニュラ・ライネリー(Campanula rainerii)まとめ

カンパニュラ・ライネリー

カンパニュラ・ライネリー(Campanula rainerii) 2005年6月28日 撮影 栽培品高山植物ですので、なるべく日光に当てた方が良いのですが、関東地方の梅雨と猛暑は植物に良くないので、梅雨からはポリカーボネートの波板の屋根下に置き、暑さは寒冷紗で調節しています。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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