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ノヒメユリ(野姫百合)の育て方

ノヒメユリ

ノヒメユリ(野姫百合)は、日本では、四国、九州、沖縄、海外では朝鮮、中国、アムールの山地草原にまれに生える多年草です。

種から育てて、4年くらいだと思いますが、今年、初花が咲き、あまりの可憐な花に感動しました。

まだ、自生地の花は見たことがありませんが、四国、九州、沖縄の山地草原に生える多年草ということなので、クルマユリやコオニユリとは違った育て方をしたほうが良いのではないかと思っています。

上のノヒメユリ(野姫百合)は、自宅で2019年8月9日に撮影した種からの初花です。

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ノヒメユリ(野姫百合)の特徴と育て方

           
和名ノヒメユリ(野姫百合)
和名スゲユリ(菅百合)
学名Lillium callosum
科名・属名ユリ科 ユリ属
分布四国、九州、沖縄、朝鮮、中国、アムール
花期8月
特徴

ノヒメユリ(野姫百合)は、日本では、四国、九州、沖縄の山地草原にまれに生える多年草です。

茎は高さ0.6~1.5m、葉は線形で幅約5㎜、花は直径3~4㎝で、下向きに数個下向きに咲くようです。我が家は種からの初花なので1個下向きに咲いただけですが、いつまでも我が家に居続けてほしいと願っています。

鮮やかな橙赤色で、花被片は強く反り返り、クルマユリに咲き方は似ていますが、より色が濃く、小さく、斑点がないのが特徴です。

ノヒメユリは播種から4年目くらいですが、あまりに可憐な花に感動しました。

実生苗が販売されているようですが、個体差もあるようです。

育て方

用土は栽培する環境により、腐葉土などを入れた方が良いと思います。鉢植えの場合は火山レキ、赤玉土混合用土、あるいは山野草裁培養土などを用います。

植え付け時には(11月~翌3月頃)、元肥としてマグァンプK などの緩行性肥料を根に触れないように入れて3~5㎝ぐらいを目安に用土をかぶせて植えつけます。

植え替えは2~3年に1度、10~11月頃の休眠期に行います。

真夏と冬を除いて1ヶ月に2~3回液肥を水代わりにやり、定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。

水は春先~花後まではたっぷりとやります。地上部が枯れて休眠したら、鉢内が乾ききらない程度の水をやります。

日光を好み、肥料も好みますので毎年肥培するようにします。

春先に化成肥料や油かすなどの有機肥料を置き肥し、地上部があるうちは、1000~2000倍に薄めた液肥を10日~1週間に一度やります。

ノヒメユリ(野姫百合)まとめ

ノヒメユリ(野姫百合)は種から育てた初花なので、今後は工夫をしながら育てたいと思います。

クルマユリ、コオニユリなど高層湿原の花と違って、割と暖かな地方の草原に咲いているようなので、そのようなことも考慮に入れて育てたいと思います。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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