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広告 夏の花・山野草の育て方

カンパニュラ・サルトリー(Campanula sartorii)の育て方

カンパニュラ・サルトリー

カンパニュラ・サルトリー(Campanula sartorii)は、ギリシャとアンドリュー島の日当たりの良い岩場で良く成長することなどは分かりましたが、分からないことの多いカンパニュラです。

最初に種を播いて花が咲いた時には枯れてしまいましたが、種を採取しておいたので、その種からは毎年花が咲くので、多年草だと思われます。

1㎝程度の輝くような白い漏斗状の花をたくさんつけて、とても素敵な植物です。

上のカンパニュラ・サルトリー(Campanula sartorii)は、自宅で2014年6月21日に撮影した花です。

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カンパニュラ・サルトリー(Campanula sartorii)の特徴と育て方

カンパニュラ・サルトリー(Campanula sartorii) 2006年5月17日 撮影 栽培品(2005年3月播種)

           
和名カンパニュラ・サルトリー(Campanula sartorii)
学名Campanula sartorii
科名・属名キキョウ科 ホタルブクロ属
分布ギリシャとアンドリュー島
花期6月
特徴

日当たりの良い岩場で良く成長します。

毛のある鋸齒状の葉から成るロゼットから放射状に枝を出し、1㎝位の白い漏斗状の花をたくさんつけます。

高さ10~15cmの耐寒性多年草。

育て方

ギリシャの高山性のカンパニュラで日当たりの良い石灰を含まない岩場で良く成長するようです。

植え替えは花後株分けを兼ねて行います。

高山植物なので、鉢底にゴロ石を入れて、硬質鹿沼土、日光砂、軽石などの混合用土で元肥にマグァンプK などの緩行性肥料を根に触れないように入れて植えこみます。

春は日当たり、花後植え替えてからは雨に当てずに半日陰で管理します。冬は北風を避けて霜に当てないようにします。

わが家は風通しの良いポリカーボネートの波板の屋根下に置き、真夏は寒冷紗をしています。

真夏と冬を除いて1ヶ月に2~3回薄い液肥を水代わりにやり、定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。

水は表面が乾いたらやり、真夏は夕方に、鉢と鉢のまわりにたっぷりやって、夜間温度を下げるようにします。それ以外の季節は朝にやります。乾きやすい時は朝もやります。

カンパニュラは苦手意識が強いのですが、カンパニュラ・サルトリーはわが家は植え替えをすることにより花が咲くので多年草だと思われます。

繁殖は植え替え時の株分け、種もできますので種を播いて殖やすことが出来ます。

カンパニュラ・サルトリー(Campanula sartorii)まとめ

カンパニュラ・サルトリー

カンパニュラ・サルトリー(Campanula sartorii) 2006年6月12日 撮影 栽培品(2005年3月播種)

上部の花は2度目に種を播いた苗からの花ですが、その他は最初に種を播いた時に咲いた花で、花が枯れてしまいましたが、種が採取出来たので、栽培を続けることが出来ています。

株分けで株を持ち越すことが出来ますが、種の採取もできるこの仲間の中では丈夫な花です。

まだ、詳しいことが分かっていないので、この状態で株を長持ちさせようと思っています。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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