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広告 春の花・山野草の育て方

オオヒラウスユキソウ(大平薄雪草)の育て方

オオヒラウスユキソウ(大平薄雪草)

北海道(崕山、太平山)に自生するオオヒラウスユキソウ(大平薄雪草)はハヤチネウスユキソウより全体に大き目で、整った花が魅力的な遅咲きのウスユキソウです。

自生地は見たことがありませんが、ふくよかに咲くオオヒラウスユキソウは優しい感じがします。

日本に自生するウスユキソウも数種類あり、品種を入れれば7種類ほど写真を写しましたが、それぞれに特徴があって、その品種ごとに自己主張しているよう感じがします。

上のオオヒラウスユキソウ(大平薄雪草)は、自宅で2006年6月1日に撮影したものです。

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オオヒラウスユキソウ(大平薄雪草)の特徴と育て方

 
和名オオヒラウスユキソウ(大平薄雪草)
学名Leontopodium miyabeanum
科名・属名キク科 ウスユキソウ属
分布北海道(崕山、太平山)
花期自生地:8月 栽培品:5月
特徴

高山帯の石灰岩の岩場に生える多年草。

高さ10~30㎝。

頭花は雌花だけのもの、また雌花だけのものが多く、雌雄異株の傾向が強い。

また有花茎と無花茎があり有花茎の葉は15~30個、先は急に細くなります。

育て方

大粒の礫を多用し、出来るだけ排水よく植え付けます。

鉢底にゴロ土を入れ、根に触れないようにマグアンプKを入れ、軽石、日向土などの石系の用土に日光砂や鹿沼土の混合用土に植えています。

真夏と冬をを除いて1ヶ月に2~3回水肥を水代わりにやり、定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。

花が咲き終わったら必ず植え替えるのがコツで、枯葉を取り除き、根を短く切り詰め2、3芽に株分け、必ず新しい用土で植え替えます。

根が切れてしまったものは、株の外側の葉を取り除き、これを砂床に挿せば根付きます。

関東地方の住宅地の我が家では、春は良く日に当て、花後の植え替え後は風通しの良いポリカーボネートの波板の屋根下に置き、真夏は寒冷紗をしています。

オオヒラウスユキソウは10年を過ぎましたが、チシマウスユキソウ、ハヤチネウスユキソウ、オオヒラウスユキソウの順で毎年花を見せてくれ、殖えています。


オオヒラウスユキソウ(大平薄雪草)のまとめ

私は購入して我が家に咲くオオヒラウスユキソウしか知りませが、始めて見た時、ハヤチネウスユキソウにとても似ていると思いました。

少し大き目でゆったりと咲く整った花がとても気に入りました。それよりも育てやすいことが何よりうれしく、ハヤチネウスユキソウと同じように育てていますが、殖えています。

毛の少ないレブンウスユキソウも大好きですが、我が家との相性が良くなかったようで枯れてしまったので、あきらめています。

自生地のオオヒラウスユキソウは見ることがないと思いますが、この花を見て、霧の中に咲く姿を心に描いています。

ブログ内のウスユキソウの仲間

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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