山野草の育て方、植物図鑑、庭造り

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春の花・山野草の育て方

ミヤマクワガタ、アカイシミヤマクワガタの育て方|クガイソウ属クガイソウの特徴

更新日:

ミヤマクワガタ

ミヤマクワガタ(深山鍬形)は、中部地方以北の亜高山帯~高山帯の礫地に生える多年草で、淡青紫色で、濃い色のスジがある青色の花が、茎上部にまばらに横向きに咲きます。

高山植物の中では丈夫な方で、種から育てた苗が毎年増えて可憐な花を毎年見せてくれます。

場所によって変化があるようで、南アルプスのミヤマクワガタは赤紫の色で、アカイシミヤマクワガタと呼ばれているようです。

オオバコ科・クガイソウ属のクガイソウの写真と特徴も下に載せています。

ルリトラノオ属には、ミヤマクワガタ、アカイシミヤマクワガタの他にキクバクワガタハマトラノオサンイントラノオをそれぞれのページに載せています。

上のミヤマクワガタ(深山鍬形)は自宅で2006年4月26日に撮影した2004年1月に播種した花です。

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ミヤマクワガタ(深山鍬形)の特徴と育て方

ミヤマクワガタ

ミヤマクワガタ(深山鍬形) 2008年4月22日 撮影 栽培品

   
和名 ミヤマクワガタ(深山鍬形)
別名 シナノクワガタ
学名 Pseudolysimachion schmidtanum var. senanense
科名・属名 オオバコ科 ルリトラノオ属
分布 本州(中部地方以北)。日本固有
花期 栽培:4月 自生地:6月中旬~7月
特徴

亜高山帯~高山帯の礫地に生える、高さ7~25㎝の多年草。

葉身は長楕円形、長さ1.5~4cm。葉は羽状に切れ込み、ほとんど毛がない。

花序は茎の先につき、花は淡青紫色で、濃い色のスジがあり、茎上部にまばらに横向きに咲く。腺質の軟毛を密生し直径7~9㎜。

花冠は深く4裂し、2本の雄しべと雌しべが花冠より長く突き出ています。

育て方

中深鉢を用い、鉢底に大粒の軽石を入れ、植え土は、軽石、日光砂、硬質鹿沼土の混合用土で、根に触れないように底のほうにマグァンプK を入れて植えます。

年間を通して風通しの良い日向で管理します。

春と秋に置き肥をやり、真夏と冬を除いて1ヶ月に2~3回薄い液肥を水代わりにやり、定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。

植え替えは毎年、秋の彼岸前後に株分けを兼ねて行います。

わが家は種から育てましたが、2年で立派な株に育ちました。

ミヤマクワガタは高山植物ですが、関東地方の住宅地でも枯れることなく毎年花を見せてくれるくらい丈夫ですが、梅雨からはポリカーボネートの波板の屋根下で真夏は寒冷紗をしています。

アカイシミヤマクワガタの特徴

アカイシミヤマクワガタ

アカイシミヤマクワガタ 2010年5月4日 撮影 栽培品 種からの初花


南アルプスのミヤマクワガタは、花の色が赤紫色で地域的にまとまっているのでアカイシミヤマクワガタと呼ばれます。


ミヤマクワガタ(深山鍬形)まとめ

ミヤマクワガタ

ミヤマクワガタ(深山鍬形) 2007年4月11日 撮影 栽培品


ミヤマクワガタは高山植物の中では育てやすい部類に入ります。種からも育てられるし、株分けもでも殖えます。

関東地方の住宅地で、育てやすい高山植物はとっても貴重です。年々、暑くなる夏に悲鳴を上げて溶けていく高山植物に寂しい思いをしている私には嬉しい花です。

ただ、アカイシミヤマクワガタはとっても素敵な色でしたが、枯れてしまいました。

クガイソウ(九蓋草)の特徴

クガイソウ

クガイソウ(九蓋草) 2004年7月18日 撮影 池の平湿原

クガイソウ

クガイソウ(九蓋草) 2004年7月24日 撮影 霧ヶ峰高原

   
和名 クガイソウ(九蓋草)
学名 Veronicastrum sibiricum subsp. japonicum
科名・属名 オオバコ科 クガイソウ属
分布 】本州
花期 7月~8月
特徴

茎は高さ0.8~1.3mの多年草。

葉は4~8個輪生し、長さ5~18cmの長楕円形状披針形で鋸歯があります。

茎の先に穂状の長い総状花序をだし、多くの花をつけます。花軸には短毛を散性する。花冠は長さ5~6㎜。

山地、亜高山、高山の草地に生えます。

輪生する葉が層をなして茎につくことからこの名があります。

クガイソウ

クガイソウ(九蓋草) 2003年7月21日 撮影 戦場ヶ原

クガイソウ

クガイソウ(九蓋草)とヒョウモンチョウ 2007年7月25日 撮影 那須沼原

クガイソウ

クガイソウ(九蓋草)とヒョウモンチョウ 2007年7月25日 撮影 那須沼原

山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処ではそだたないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。


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