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広告 春の花・山野草の育て方

ケンタウレア・モンタナ(Centaurea montana)の育て方

ケンタウレア・モンタナ

アルプス、ピレネー、アペニンの標高2100mまでの日当たりのよい草原や、やや日陰になる林縁、時に岩場などにも見られるというケンタウレア・モンタナ(Centaurea montana)はヤグルマギクを大きくした様な花弁が少ない大きな花を咲かせます。

高山植物ですから、関東地方の高温多湿で育てるにはそれなりの工夫は必要です。

日本でも地植えで育てている方もいるようですが、東北地方と関東地方では育つものが違うように、関東地方を基準に考えれば高温多湿時の対策は必要不可欠になると思います。

上のケンタウレア・モンタナ(Centaurea montana)は、自宅で2004年5月13日に撮影したものです。

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ケンタウレア・モンタナ(Centaurea montana)の特徴と育て方

和名ケンタウレア・モンタナ
学名Centaurea montana
科名・属名キク科 ヤグルマギク属
分布アルプス、ピレネー、アペニン
花期5~7月
特徴

標高2100mまでの日当たりのよい草原ややや日陰になる林縁、時に岩場などにも見られます。

頭上花は直径6~8cmもあり群生することが多い。

丈は40㎝位になり、かなり大型のCampanula です。

ヤグルマギクに咲き方が似ているが、一重で先端が大きく広がります。

育て方

耐寒性は強いが、耐暑性は中くらい、日当たりのよいところで管理します。

高山植物なので、高温多湿は苦手なので、花後からは半日陰の涼しい場所での管理が望ましいようです。

鉢栽培の場合は大きめの中深鉢を用い、鉢底にゴロ石を入れて、硬質鹿沼土、日光砂、軽石などの混合用土でマグアンプK を根に触れないように入れて植えこみます。

真夏と冬を除いて1ヶ月に2~3回薄い液肥を水代わりにやり、定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。

水は秋から春は朝に、夏は夕方に鉢のまわりにもたっぷりやり、夜間温度を下げるように工夫します。

春は日当たり、花後植え替えてからは雨に当てずに半日陰で管理します。

わが家はロックガーデン植えにしていたので、場所があまりよくなかったのではないかと思っています。

ケンタウレア モンタナ(Centaurea montana)のまとめ

関東地方で山野草を育て始めたばかりのことなので、日陰になる庭木も少なかったこともあり、夏の高温多湿には勝てなかったのだろうと思います。

大型の高山植物は関東地方の高温多湿の庭では長年殖え続けるということはなく、枯れないまでも株が残って花が咲くという状態を続けた後に枯れてしまいました。

それ以後からは、高山植物は、鉢で管理し殖えるようになってから庭植にするように心がけています。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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