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広告 春の花・山野草の育て方

コリダリス・ルテア(Corydalis lutea)の育て方

コリダリス・ルテア

石灰岩山地の日陰に自生しているコリダリス・ルテア(Corydalis lutea)は非球根で常緑の宿根草です。

花期が長いのが特徴で春から秋まで花を楽しめます。

種から育てましたが、その当時はあまり情報がなかったので、日陰の植物とは知らず少し日光に当てすぎたようです。

上のコリダリス・ルテア(Corydalis lutea)は、自宅で2006年4月13日に撮影したものです。

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コリダリス・ルテア(Corydalis lutea)の特徴と育て方

コリダリス・ルテア(Corydalis lutea) 2005年5月1日 撮影 栽培品(種からの初花)

コリダリス・ルテア

コリダリス・ルテア(Corydalis lutea) 2005年6月4日 撮影 栽培品(種からの初花)

 
和名コリダリス・ルテア
学名Corydalis lutea
科名・属名ケシ科 キケマン属
分布スイスのアルプス南部、イタリア
花期春~秋
特徴

草丈40cm。葉の脇から総状に6~16花を密生。黄金色。

非常に花期が長く、春から秋まで次々に咲きつづけます。

アルカリ性の土壌を好む、非球根で常緑の宿根草。

育て方

桐生砂、軽石、硬質鹿沼土などの手に入りやすい混合用土に植えていますが、山野草の用土も使いやすいようです。

常緑種なので、植え替えは1~2年毎に花後と9月中旬~10月中旬が適期。

ロックガーデン植えでも元気に育っているので育てやすい品種だと思う。

真夏と冬を除いて1ヶ月に2~3回薄い液肥を水代わりにやり、定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。

水は秋から春は朝に、夏は夕方に鉢のまわりにもたっぷりやり、夜間温度を下げるように工夫します。

繁殖は株分け、新鮮な種子からの実生。

高温多湿を嫌いますので、水はけのよい用土に植えて、夏は日陰の涼しい場所で管理します。


コリダリス・ルテア(Corydalis lutea)のまとめ

コリダリス・ルテア

コリダリス・ルテア(Corydalis lutea) 2007年5月1日 撮影 栽培品

コリダリス・ルテア(Corydalis lutea)はかなり丈夫な花のようですが、我が家は日に当てすぎたようで弱ってしまいました。海外の植物は情報が少ないことが悩みの種です。

今頃日陰の植物だとわかって、後悔してもどうしようもないのですが、どなたかが育てるときのために、書き残しておこうと思います。花期が長く、日本のミヤマキケマンよりは株が整っているのが好みだったと思い返しています。

そんな失敗を繰り返しながら、それを教訓にして、難しいと思われる花も育っていますから。失敗をしなければ、成長がないものだと思いながら過ごしています。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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