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広告 春の花・山野草の育て方

ラナンクルス・パルナシフォリウス(ウメバチキンポウゲ)の育て方

ラナンクルス・パルナシフォリウス

ラナンクルス・パルナシフォリウス(Ranunculus parnassifolius)は、ヨーロッパアルプスやピレネー山脈の標高1900~2900mの石灰岩地に分布しています。

別名のウメバチキンポウゲは葉がウメバチソウに似ていますし、花も梅鉢紋に似ているので、どちらによるのかと思っています。整った白い花がとてもきれいで、花付の良い草丈10~15㎝位の小型のキンポウゲです。

数種類の世界の山野草を育てていますが、美しい花が多く、高山植物の多様さに触れさせていただける幸せを感じています。

上のラナンクルス・パルナシフォリウス(Ranunculus parnassifolius)は自宅で2012年5月4日に撮影した2006年7月29日播種の花です。

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ラナンクルス・パルナシフォリウス(Ranunculus parnassifolius)の特徴と育て方

ラナンクルス・パルナシフォリウス

ラナンクルス・パルナシフォリウス(Ranunculus parnassifolius) 2011年5月10日 撮影 栽培品 2006年7月29日播種

     
和名ラナンクルス・パルナシフォリウス
別名ウメバチキンポウゲ
学名Ranunculus parnassifolius
科名・属名キンンポウゲ科 キンポウゲ属
分布欧州の高山
花期5~6月
特徴

ヨーロッパアルプスやピレネー山脈の標高1900~2900mの石灰岩地に分布しています。

高さは10~15㎝位で、葉は光沢がある深い緑色で、卵心形または広披針形、鋸歯は見えない。自生地では夏に咲くのだろうが、我が家の初花は春に見ることが出来ました。

育て方

他の高山植物と同じように、軽石、富士砂、日光砂、硬質鹿沼土を5位の混合用土で、元肥にマグァンプK 入れて植えています。山野草培養土でも良いと思います。

水はけの良い用土に植えて、1日1回水をやります。秋から春までは朝に、夏は夕方に鉢のまわりにもたっぷりやり、夜間温度を下げるようにします。

わが家が棚上に人工芝を載せて鉢まわりの温度が下がるようにしています。

真夏と冬を除いて1ヶ月に2~3回液肥をやり、定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。

置き場所は日当たりが良いのですが、高温多湿に弱いために、梅雨からはポリカーボネートの波板の屋根下で管理し、夏は寒冷紗をします。

ラナンクルス・パルナシフォリウス(Ranunculus parnassifolius)のまとめ

ラナンクルス・パルナシフォリウス

ラナンクルス・パルナシフォリウス(Ranunculus parnassifolius) 2014年5月6日 撮影 栽培品 2006年7月29日播種

ラナンクルス・パルナシフォリウス

ラナンクルス・パルナシフォリウス(Ranunculus parnassifolius) 2013年4月30日 撮影 栽培品 2006年7月29日播種

ラナンクルス・パルナシフォリウスは種から育てましたが、開花までに3年くらいかかってしまいました。他のラナンクルスが1年位で開花するものもあったので少し時間がかかり過ぎのようです。

5年以上きれいな花が咲いていたのですが、2016年の夏は体調を崩して、手入れが行き届かなかったことなどがあり枯れてしまいました。

かなり多くの山野草を鉢植えで栽培していますが、旅行なども出かけながら手入れも出来ていたのですが、暑さも影響したのかもしれません。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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