山野草の育て方、庭造り、野山で写した花の詳細について書いています

山野草を育てるNori&Wako


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春の花・山野草の育て方

カラフトビランジの育て方

投稿日:2016年12月28日 更新日:

カラフトマンテマ

カラフトからシベリアの高山に生える多年草で、現在の自生地の写真はネットでも見ることが出来ない、とても美しく丈夫な植物です。

昭和の初期に山野草ブームがあり、その時代に樺太の専門業者が内地に出荷したものが受け継がれているといいます。

私はその時代から大切に育てていた方の種を入手することが出来て、10年以上も花を見ることが出来ていることの幸せを噛みしめています。

上のカラフトビランジは、自宅で2018年4月6日に撮影した2004年12月に播種した苗からの花です。

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カラフトビランジの特徴と育て方

カラフトビランジ

カラフトビランジ 2007年4月11日 撮影 栽培品(2004年12月播種)

   
和名 カラフトビランジ
学名 Silene sahalinense
科名・属名 ナデシコ科 シレネ属
分布 カラフトからシベリアの原産種
花期 5~6月
特徴

カラフトからシベリアの高山に自生する植物で、戦前から大事に受け継がれてきた樺太特産の種類。

花着きが良く、栽培も容易。

高山に生える小型のビランジで、春に白い可愛い花を一面に咲かせる。丈夫な佳品。

育て方

富士砂、軽石、の混用に日光砂、硬質鹿沼土を混ぜて植え込みます。その時元肥にマグァンプK を入れます。

粗めの砂が表面にあるほうが生育がよいようです。

真夏と冬を除いて1ヶ月に2~3回薄い液肥を水代わりにやり、定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。

排水よく、少し乾きめにし、日当たりをよくしますが、梅雨以降は雨を避け、暑いところでは少し遮光します。

植え替えは花後すぐに行い、用土は必ず変えます。

カラフトビランジのまとめ

カラフトビランジ

カラフトビランジ 2007年4月11日 撮影 栽培品(2004年12月播種)

山野草を育てているというだけで、あまりよく思わない方が多いと思いますし、私も何度かそのようなメールをいただいたことがあります。

しかし、現在絶滅の危機になっている植物を種から育て続けることにより、後世に残すことが出来るということは、このカラフトビランジを見ただけでもわかると思います。

ほんの少しの株から80年以上も育て続けた多くの方がいたからこそ、現在でも山野草店で、安価な値段で手に入れることのできる植物になっているのです。

私が種から育てて、種を分けてあげた方もいますので、育て続ける力というものの大きさを感じることのできる素晴らしい花です。

山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処ではそだたないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。


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