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ホウチャクソウ(宝鐸草)の育て方

ホウチャクソウ

ホウチャクソウ(宝鐸草)  2018年5月8日 撮影 栽培品

ホウチャクソウ(宝鐸草)は、チゴユリ属の植物ですが、チゴユリの可憐な花とはかなり違った感じがします。

チゴユリも好きですが、ホウチャクソウの目立たない花に風情を感じて庭に植えていますがかなり殖えます。

チゴユリと同じように斑入りのホウチャクソウが出回るようになったことから、鉢で栽培している方も多くなっているようです。

わが家もホウチャクソウの斑入りとチゴユリの斑入りを大切に育てています。

上の斑入りホウチャクソウ(宝鐸草)は2018年5月8日に自宅で撮影したものです。

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ホウチャクソウ(宝鐸草)の特徴と育て方

ホウチャクソウ(宝鐸草)

ホウチャクソウ(宝鐸草) 2003年10月3日 撮影 栽培品

 
和名ホウチャクソウ(宝鐸草)
学名Disporum sessile
科名・属名イヌサフラン科 チゴユリ属
分布日本全土
花期4~5月
特徴

丘陵の林内に生える多年草。

茎は上部で分枝し、高さ30~60cmになり、枝先に淡緑白色の花が1~2個垂れ下がってつきます。

花被片は長さ2.5~3cmの筒状に集まり、花被片の基部はふくらみ先は緑色が濃い。液果は直径約1cmの球形で黒く熟します。

葉は互生し、長さ5~15㎝、幅1.5~4㎝の長楕円形~広楕円形で先は尖り表面に光沢があります。

宝鐸とは堂や塔の四隅の軒に吊るすちいさな鐘のことで、それに花の形が似ていることから名づけられました。

育て方

深鉢に、底にゴロ土を入れ、根に触れないようにマグァンプK を入れ、赤玉土に腐葉土や桐生砂を少量混入した用土で植え込み、月に2~3回液肥を与え、あい間に草木灰汁(消石灰)を施します。

肥料は花後と秋に置き肥、液肥は月に2~3回水代わりに施します。

春と秋はよく日に当て、夏は半日陰で強い風を避け、水遣りを多めにします。

地植えでは、場所さえ適していればかなり殖えます。

ホウチャクソウ(宝鐸草)のまとめ

ホウチャクソウ

ホウチャクソウ(宝鐸草)  2003年5月5日 撮影 栽培品

ホウチャクソウ(宝鐸草)は、宝鐸とは堂や塔の四隅の軒に吊るすちいさな鐘に似ていることから、名付けられたという地味な花ですがどこか風流のある花はとても丈夫です。

自生地のような場所に植えると地下茎で蔓延ってしまいます。そんな性質を利用して大きな庭ではグランドカバーと利用しているところもあるようです。

また、さまざまな斑入りが園芸家の人気になっているようです。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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