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夏の花・山野草の育て方

イワギキョウ(岩桔梗)の育て方と自生地のイワギキョウ

投稿日:2017年3月3日 更新日:

イワギキョウ

イワギキョウ(岩桔梗)は、北海道、本州(宮城、福島県を除く東北地方~中部地方)の高山帯の砂礫地や岩場に生える多年草です。

チシマギキョウによく似ていますが、我が家はチシマギキョウの選別種であるシコタンギキョウを育てていて、シコタンギキョウに比べてかなり難しいと感じました。

下に、乗鞍畳平と大雪山系黒岳のイワギキョウ(岩桔梗)の写真を載せています。

上のイワギキョウ(岩桔梗)は、自宅で2006年6月3日に撮影した花です。

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イワギキョウ(岩桔梗)の特徴と育て方

イワギキョウ

イワギキョウ(岩桔梗) 2005年7月9日 撮影 栽培品

           
和名 イワギキョウ(岩桔梗)
学名 Campanula lasiocarpa
科名・属名 キキョウ科 ホタルブクロ属
分布 北海道、本州(宮城、福島県を除く東北地方~中部地方)。北太平洋地域
花期 7~9月
特徴

高山帯の砂礫地や岩場に生える多年草。高さ3.5~10cm。

花時に根生葉や下葉が良く発達し、へら形で長さ1.5~5㎝。幅4~8㎜。茎葉は数個、根生葉より細い。葉の鋸歯は突起状、両側に2~4個ずつあります。

花冠は青紫色、長さ2~2.5cm、4分の1程度5裂します。花柱は3裂します。

萼片に鋸歯があり、花冠の裂片に毛がありません。

育て方

根茎は地表近く伸びるので、深植えを避けて、心持ち浅めの鉢に植えます。

微塵を取り除いた軽石、日光砂、硬質鹿沼土などの混合用土を用い、鉢底にゴロ土を入れ根に触れないようにマグァンプK 入れて排水良く植え付けます。

早春に置き肥をし、真夏と冬を除いて1ヶ月に2~3回水肥を水代わりにやり、定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。

水は表面が乾いたらやり、真夏は夕方に、鉢と鉢のまわりにたっぷりやり、夜間温度を下げるようにします。それ以外の季節は朝にやります。夏は乾きやすいようでしたら朝もやります。

春と秋は日当たりを良くし、夏は風通しの良い日陰で、冬は日当たりがよく、風の当たらない所で管理します。

我が家はポリカーボネートの波板の屋根下で管理し、真夏は寒冷紗で日差しを調節しています。

1年でかなり根がはるので、植え替えは毎年、花後に新しい用土で根を整理しながら株分けをかねて行います。

夏に根がはっていると根腐れの原因になるので、毎年植え替えを行うことが大切です。

乗鞍畳平と大雪山系黒岳のイワギキョウ(岩桔梗)

イワギキョウ

イワギキョウ(岩桔梗) 2004年8月8日 撮影 乗鞍畳平

イワギキョウ

イワギキョウ(岩桔梗) 2005年7月14日 撮影 大雪山系黒岳

イワギキョウ(岩桔梗)まとめ

イワギキョウもチシマギキョウも同じような育て方で育つと思いますが、チシマギキョウは選別種のシコタンギキョウを育てているので育てやすく40年近く育てていますが、イワギキョウは数年花が咲きましたが、猛暑日が続いた年に枯れてしまいました。

山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処ではそだたないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。


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