山野草の育て方、植物図鑑、庭造り

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イワナンテン(岩南天)の育て方

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イワナンテン

イワナンテン(岩南天)は、関東から紀州にかけての太平洋側の山地に分布し、ほとんど太陽光線の届かない空中湿度の高い岩壁などに見られる、ツツジ科 イワナンテン属の常緑小低木です。

イワナンテンは、空中湿度の高い岩壁などに自生していることから、山野草の扱いになり、育て方に工夫が必要ですが、同属のセイヨウイワナンテン(西洋岩南天)はとても丈夫で扱いやすい植物です。

上のイワナンテン(岩南天)は、自宅で2006年7月28日に撮影した花です。

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イワナンテン(岩南天)の特徴と育て方

イワナンテン

イワナンテン(岩南天) 2015年6月17日 撮影 栽培品

           
和名 イワナンテン(岩南天)
学名 Leucothoe keiskei
科名・属名 ツツジ科 イワナンテン属
分布 関東から紀州にかけての太平洋側の山地に分布し、ほとんど太陽光線の届かない空中湿度の高い岩壁などに見られる
花期 7~8月
特徴

山地の、ほとんど太陽光線の届かない空中湿度の高い岩壁などに見られます。

常緑小低木で葉は卵形または広披針形で厚く光沢がる。秋には美しく紅葉します。

枝先または上部の葉腋に柄のある花が数個咲きます。

花冠は白色で筒形、先は5裂します。雄蘂は10個。

育て方

枝が多数下垂するので、深鉢に植えます。

硬質鹿沼土を主に、桐生砂、日光砂などを用い、根の付近は水で練ったピートモスを張り、表面を苔で覆い潅水の際に用土が流出しないようにします。

強い風があたらない場所に置き、乾燥させたり、直射日光に当てないほうが葉のつやが良くなり、色も濃くなります。

花後は花のついた枝を剪定すると新しい枝が良く成長します。花の付いた枝は実がついた後は枯れます。

肥料は春と秋に油粕を置き肥して、真夏と冬を除いて1ヶ月に2~3回水肥を水代わりにやり、定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。

水は表面が乾いたらやり、真夏は夕方に、鉢と鉢のまわりにたっぷりやり、夜間温度を下げるようにします。それ以外の季節は朝にやります。夏は乾きやすいようでしたら朝もやります。

わが家は草物盆栽にして、鉢皿に1㎝くらいのところに穴をあけ、2時間くらいで水を吸い上げられるようにしています。

30数年栽培していて、挿し木から殖やしましたが、親株は猛暑の夏に枯れてしまいましたが、挿し芽苗が元気に育っています。

イワナンテン(岩南天)まとめ

イワナンテン

イワナンテン(岩南天) 2003年7月1日 撮影 栽培品

イワナンテンは空中湿度をの高いところに自生しているので、水はけと水持ちを工夫し、夏を涼しく管理することが大切です。

セイヨウイワナンテンも夏は少し弱いようですが、庭植は半日陰に植え、鉢植えは涼しいところで管理した方が良いようですが、さほど気にすることのない丈夫な植物です。

山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処ではそだたないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。


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