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セイヨウイワナンテン(西洋岩南天)の育て方

セイヨウイワナンテン(西洋岩南天)は、アメリカイワナンテンとも言われるように北アメリカ原産の同属の低木です。

日本に自生しているイワナンテン(岩南天)は、関東から紀州にかけての太平洋側の山地に分布し、ほとんど太陽光線の届かない空中湿度の高い岩壁などに見られる、ツツジ科 イワナンテン属の常緑小低木ですが西洋イワナンテンは庭に植えられていて、かなり育て方が違います。

上西洋イワナンテンは、2018年4月24日に写した、斑入りドクダミと一緒に植えた草物盆栽です。

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セイヨウイワナンテン(西洋岩南天)の特徴と育て方

西洋イワナンテン

セイヨウイワナンテン(西洋岩南天) 2015年4月22日 撮影 栽培品

セイヨウイワナンテン

セイヨウイワナンテン(西洋岩南天) 2018年4月17日 撮影 栽培品

和名セイヨウイワナンテン(西洋岩南天)
別名アメリカイワナンテン
学名Leucothoe fontanesiana
科名・属名ツツジ科 イワナンテン属
分布北アメリカに自生
花期7~8月
特徴

厚く光沢のある常緑の葉をもち、枝が弓状に伸び、4~5月に白いつぼ型の可愛らしい花を房状に咲かせます。

常緑低木で葉は卵形で、秋には美しく紅葉します。

樹高は1mほどにしかならず、株も自然に広がるので、樹形が整いやすいので、グランドカバーに利用することが増えています。

暑さを嫌がり、乾燥が苦手です。少しじめじめしているくらいのほうが適しています。

育て方

木もれ日が当たるような半日陰で、水はけがよく、湿り気がある腐植質に富んだ土壌を好みます。

植えつけは、霜が降りなくなった3~4月、または涼しくなる9月下旬~11月が適期です。

庭植は根鉢の2~3倍の深さと直径の穴を掘り腐葉土を混ぜ込んで植えこみます。

殖やすには株分けか挿し木が良く、挿し木は6~9月に、その年に伸びた充実した枝を長さ5cmほど切り先端の葉を2~3枚残して30分~1時間水揚げをして清潔な挿し木用用土に挿します。

わが家は上の写真のように挿し木苗を草物盆栽にして、楽しんでいます。

春の花と秋の紅葉が美しいので、小さな山野草などを寄せると魅力的な作品になります。

春と秋は日に当て夏は半日陰に置き、花の咲いた枝は枯れるので、花後整理して、枝ぶりを整えながら楽しんでいます。

草物盆栽は植え替えをしないので、桐生砂、硬質鹿沼土、軽石などの混合用土を使い、まわりをケト土で整えています。

セイヨウイワナンテン(西洋岩南天)まとめ

セイヨウイワナンテン

セイヨウイワナンテン(西洋岩南天) 2013年11月1日 撮影 栽培品

木漏れ日が当たるようなところに植えます。鉢植えは春と秋は日あたり、夏は涼しい半日陰で管理します。

秋に日に当てることで常緑の葉ですがきれいに紅葉します。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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