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セイヨウシャクナゲ(西洋石楠花)プレジデント・ルーズベルト、サフロン・クィーン、の育て方

西洋シャクナゲ(プレジデント・ルーズベルト)

セイヨウシャクナゲ(西洋石楠花)は、その美しさから多くの品種が交配され続けて、育てやすい品種が多くなってきています。

上の写真の「プレジデント・ルーズベルト」代表的な西洋シャクナゲで、とても育てやすい品種でかなり出回っているようです。

キレンゲツツジはツツジよりもシャクナゲに近い性質だということですが、よく似た西洋シャクナゲも多く見かけます。

上のセイヨウシャクナゲ(西洋石楠花)は、自宅で2003年4月25日に撮影した西洋石楠花(プレジデント・ルーズベルト)です。

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セイヨウシャクナゲ(西洋石楠花)の特徴と育て方

セイヨウシャクナゲ(西洋石楠花) 2004年4月18日 撮影 栽培品
西洋石楠花(サフロン・クィーン)

           
和名セイヨウシャクナゲ(西洋石楠花)
学名Rhododendron × hybridum
科名・属名ツツジ科 ツツジ属
分布園芸種
花期4~5月
特徴

シャクナゲの原産地はヒマラヤ地方を中心としたそのその周辺部(日本を含む)および北アメリカ東部、ヨーロッパの一部であるが、それらを交配した、たくさんの園芸品種が出回っています。

世界のシャクナゲの交配が盛んにおこなわれたため、大きさも色も様々で、育てやすい品種も多くなっています。

ヤクシマシャクナゲも交配親になることが多くなり、丈の低い品種も出てきたようです。

育て方

鉢植え、庭植えともに、春から秋までは、西日の当たらない半日陰で、冬は、寒風の当たらない日なたで管理します。

鉢植えは、夏の暑さと直射日光を避けるため、朝日が当たる程度の涼しい場所に移動させるか、寒冷紗などで遮光をします。

シャクナゲは酸性土壌を好み、地表近くにたくさんの細い根が張るので、庭植えは、鹿沼土や軽石部用土などを混ぜて、水持ち水はけのよく植えます。

鉢植は鉢底にゴロ石を入れて、桐生砂、鹿沼土に軽石を混合したしたものか、赤玉土にピートモスを混合したものなどに植えます。

剪定は、よほど不必要な枝以外は切らないでも、自然に形が整いますので、花後に花を摘み取る以外は必要ありません。

庭植の剪定時期は休眠期の2月頃に行うのが適していますが、放任しても樹形が乱れる事が少なく強剪定の必要はありません。

2年に1度、植え替えは3月~4月と9月中旬から10月に行います。木の大きさにあった鉢を用い、徐々に鉢を大きくしていきます。

水は表面が乾いたら水をたっぷりやります。真夏の水切れに注意します。庭植えはよほど乾かない限り必要ありません

肥料は2~3月の寒肥と花後と秋にに、油粕と骨粉を混ぜた肥料、あるいは遅効性の化成肥料などを施します。

病害虫予防のために定期的に薬剤散布をします。

販売されている西洋シャクナゲは種類が多く、かなり大きくなるものから、小型に育つものがあるので、購入の際は植え場所を考えて選ぶと良いようです。

セイヨウシャクナゲ ビレア

西洋シャクナゲ ビレア

セイヨウシャクナゲ(西洋石楠花) 2005年5月5日 撮影 栃木花センター
Rhododendron vireya

シナシャクナゲの特徴

シャクナゲ

シナシャクナゲ 2005年5月31日 撮影 日光植物園

         
和名シナシャクナゲ
学名Rhododendron decorum
科名・属名ツツジ科 ツツジ属
分布中国
花期
特徴

最も美しいシャクナゲのひとつで 欧米で交配され、数多くの園芸品種の親になっているという。

日光植物園のシャクナゲは大木になっていました。

セイヨウシャクナゲ(西洋石楠花)まとめ

西洋シャクナゲ

セイヨウシャクナゲ(西洋石楠花) 2003年5月10日 撮影 栽培品
西洋石楠花(バンビ?)

西洋シャクナゲは酸性土壌で、腐植質に富んだ場所を好むので、植え場所によっては、軽石、腐葉土やピートモスなど混ぜて植えます。

夏の暑さと過湿は嫌うので、半日陰の涼しい場所で管理します。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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