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春の花・山野草の育て方

チベットコアヤメの育て方

チベットコアヤメ

チベットコアヤメは、中国の四川省・雲南省・チベットに分布している、葉が剣状で長さ10~20㎝の多年草です。

花茎は5~10㎝で花をつけるのでとても小さく可憐なアヤメです。

日当たりを好み、よく殖えて丈夫な植物なので現在はロックガーデンに植えていますが、沢山の花をつけてくれます。

上のチベットコアヤメは自宅で2012年4月24日に撮影した花です。

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チベットコアヤメの特徴と育て方

チベットコアヤメ

チベットコアヤメ 2008年4月14日 撮影 栽培品

     
和名チベットコアヤメ
学名Iris
科名・属名アヤメ科 アヤメ属
分布中国の四川省・雲南省・チベット
花期5~6月
特徴

ごくわい性で芝状の革質葉となり、葉は剣状で長さ10~20㎝の多年草。

花は濃青紫に白文目が入ります。

花茎は5~10㎝で花をつけます。花後30㎝ほどに伸びます。

花は青紫で直径4㎝、外花被片の基部に白色の斑紋があります。

内花被片はへら形で外花被片より小さいく直立または斜開します。

育て方

日当たり・風通しの良い環境で、水はけのよい用土、硬質鹿沼土、軽石砂を半々くらいに混合して、3~4号位のやや深さのある鉢に植え。

植え替えは2年に1回程度、元肥として植え付け時にマグアンプK 中粒と大粒などの緩効性肥料を根に触れないように入れます。植え替えない場合には花後と秋に有機性肥料を追肥します。

真夏と冬を除いて1ヶ月に2~3回水肥を水代わりにやり、定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。

植え替えは2年に1度位を目安に、花後の葉が固まったころか、秋に行い、水切れを起こすと花付が悪くなるので、特に植え付け直後は株元に腐葉土やワラを敷いて乾燥を防止するとよいようです。

通常は表土が乾き始めてきたらたっぷりと水を与え、新しい葉が出始め開花している間は水やりの回数を増やします。

チベットコアヤメのまとめ

チベットコアヤメ

チベットコアヤメ 2011年4月16日 撮影 栽培品

チベットコアヤメ

チベットコアヤメ 2010年6月15日 撮影 栽培品

チベットコアヤメはアヤメの仲間なので、乾燥にはあまり強くありませんが、水切れさえ起こさなければとても丈夫な植物で、株が充実すればたくさんの花を咲かせてくれます。

わが家はロックガーデンに植えていますが、とても元気で花付が良いです。株が弱ってきたように見えたら植え替えをしなければ弱ってしまうのではないかと思っていますが、鉢植えよりは植え替えの頻度が少なくても良いようなので、管理は楽です。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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