山野草の育て方、庭造り、野山で写した花の詳細について書いています

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春の花・山野草の育て方

ミヤマエンレイソウ(シロバナエンレイソウ)の育て方|仲間のエンレイソウ(延齢草)の特徴

投稿日:2015年6月15日 更新日:

ミヤマエンレイソウ

ミヤマエンレイソウは宮城県に住んでいたころ、庭植にしていて、殖えないまでも毎年清楚な花を見せてくれる大好きな花でした。しかし、関東地方に連れてきましたが、なじむことが出来なかったようで枯れてしまいました。

その後偶然種をいただくことが出来ました。芽生えるまでに2年以上がかかり、芽生えてから花が咲くまでに8年、10年の歳月を待って花が咲いた時の嬉しさは格別でした。

待った年月も多かったですが、大好きな花が戻って来てくれた喜びはそれ以上でした。

今後は庭植で根付いてくれることを目標に育てていきたいと思っています。

また鳩待峠から尾瀬沼に向かう途中で出会ったミヤマエンレイソウの清楚な花は忘れられません。

鳩待峠、浄土平近辺、那須沼原近辺で写したエンレイソウ(延齢草)の写真を下に載せています。

上のミヤマエンレイソウは、自宅で2015年4月19日に撮影したものです。

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ミヤマエンレイソウ(シロバナエンレイソウ)の特徴と育て方

ミヤマエンレイソウ

ミヤマエンレイソウ  2015年4月19日 撮影 栽培品


 
和名 ミヤマエンレイソウ
別名 シロバナエンレイソウ
学名 Trillium tschonoskii
科名・属名 シュロソウ科 エンレイソウ属
分布 北海道、本州、四国、九州
花期 4月~5月
特徴

林内に生える多年草で、エンレイソウに似ているが、外花被片は長さ2~2.7cmで先がとがり、内花被片3個は花弁状で白色。

草丈は20㎝~40㎝のエンレイソウより、一回り大きい。

育て方

鉢は通気性のある深めの5から7号の鉢を用い、鉢底には3分の1くらいごろ石を入れ微塵を抜いた硬質鹿沼土4に、軽石やエゾ砂、桐生砂などの山砂系と赤玉土2くらいに腐葉土を混ぜて表土より芽先が2から2.5㎝下になるように植えつけます。

植え替えは晩秋が良く、2から3年に一度でもよいが毎年植えかえると成績は良いようです。

水は4から5月まではたっぷりやり、花後は表土が乾くのを目安にし地上部の枯れた休眠期は過失にならないように気を付けて水をやります。

施肥は晩秋に有機性固形肥料を3から5個くらい施し、花後はリン酸成分の高い肥料に切り替え、さらに2000倍の液肥を施します。

殖やすのは株分けか実生だが、株は増えにくいし、実生は時間がかかります。

尾瀬の鳩待峠出であったミヤマエンレイソウ(シロバナエンレイソウ)

ミヤマエンレイソウ

ミヤマエンレイソウ  2006年6月14日 撮影 尾瀬 鳩待峠

ミヤマエンレイソウは育てたことがありますが、自生地を見るのは初めてでした。湿地帯のような落葉樹林の中に咲いていた花は涼しそうでとっても素敵でした。

自生地を見たことがなかっただけに、とてもうれしく、写しいくい場所での撮影に心躍りました。

エンレイソウ(延齢草)の特徴

エンレイソウ(延齢草)

エンレイソウ(延齢草)  2006年6月14日 撮影 尾瀬 鳩待峠

エンレイソウ(延齢草)

エンレイソウ(延齢草)  2006年6月14日 撮影 尾瀬 鳩待峠

エンレイソウ(延齢草)

エンレイソウ(延齢草)  2006年6月18日 撮影 浄土平近辺

エンレイソウ(延齢草)

エンレイソウ(延齢草)  2003年6月6日 撮影 那須沼原近辺

 
和名 エンレイソウ(延齢草)
学名 Trillium smallii
科名・属名 シュロソウ科 エンレイソウ属
分布 北海道、本州、四国、九州
花期 4月~6月
特徴

林内の湿ったところに生える多年草。茎は高さ20~40cm。

葉は3個が茎頂に輪生し、菱形状円形。

花は1個頂生し、外花被片は緑色または褐紫色で3個あり、長さ1.5~2cm。

内花被片は普通ない。雄蕊の葯は花糸よりやや短い。

宮城県に住んでいた20数年前までは我が家の庭は、小さなエンレイソウ(延齢草)の群生ができていました。いただいた苗を1本植えた場所が良かったようで、種が零れてたくさんの苗が芽生えていました。

その時は育てているという意識がなかったので、何年くらいで開花するのかさえ気にすることもありませんでした。気候が違うことはありますが、同じ住宅地でも環境が違うことが植物が育つことに影響していると考えられます。

現在は南玄関、その頃は北玄関で、自宅前の家には大きな木が生えていて、日陰があり、湿気もありました。そのように考えると植物を育てるには、様々な要因が関係していると思います。

1本の木を伐っただけで枯れてしまう植物もあるのですから、植物が好む環境を探すというのはとても大変です。

種から育てて花が咲くまでに10年かかった

上の花は私が種から育てて10年目に咲いた初花です。

2005年8月に種を播いて芽生えたのが2007年3月下旬、2015年4月に花が咲いたので10年の年月が過ぎたことになります。

10年の間、徐々に大きくなりましたが、手入れ不足、肥料不足だったことは否めないと思いますが、通常でも花が咲くまでには年月がかかるようです。

しかし、気にかけて育てれば答えてくれるもので花が咲いたときには嬉しさもひとしおでした。

数本育っているので、冬に日が当たり夏に日陰になりあまり乾かないような涼しそうな場所を見つけて、庭植にもしたいと思っています。

宮城県に住んでいた時には2本になっていた株をいただき庭植にしていて、長いこと花が咲いていたのですが、ここに持ち込んで枯らしてしまった経緯があります。

その時も株は2本のままで殖えることは有りませんでした。

東北はこことは比べ物にならないくらいなんでも良く育ちましたので、栃木県南部の住宅地のここで咲かせ続けるのは工夫が必要だろうと思っています。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処ではそだたないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。


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