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広告 春の花・山野草の育て方

エロディウム・ペラルゴニフローラム(Erodium pelargoniflorum)の育て方

エロディウム・ペラルゴニフローラム

エロディウムの原種は世界各国に分布しているようですが、日本にはないようです。エキゾチックでありながら、どこの庭にも合いそうな素敵な花が種から1年目で咲きました。

花期が長く夏以外は花が見られたので、初めて育てる私は丈夫な花だと勘違いしてしまいました。私が調べた育て方は寒冷地の育て方だったために高温多湿の猛暑の夏に枯れてしまいました。

その後関東地方でも育つような育て方を書き残しました。

上のエロディウム・ペラルゴニフローラム(Erodium pelargoniflorum)は、自宅で2010年3月14日に撮影した2009年播種の初花です。

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エロディウム・ペラルゴニフローラム(Erodium pelargoniflorum)の特徴と育て方

 
和名エロディウム・ペラルゴニフローラム
学名Erodium pelargoniflorum
科名・属名フウロソウ科 エロディウム属
分布原種は世界各地に分布しているが日本にはない
花期四季咲き。春~冬近くまで咲く
特徴

高さ30~35㎝の多年草。

原種エロディウムで特に花つきが良く、株を覆うようにびっしりと咲きます。花期がとても長く、春から冬近くまで咲き、姿もコンパクトで乱れにくく、寄せ植えや花壇の縁取りにお勧めです。

花約径2.5cm。冬季半常緑種。

育て方

春は日に当て、梅雨から夏にかけてはポリカーボネートの波板の屋根下雨を避け、真夏は寒冷者をしたところで、管理しています。

鉢底にゴロ土を入れ、根に触れないようにマグアンプKを入れ、軽石、エゾ砂、日向土や桐生砂などの手持ちの石系の用土に日光砂や鹿沼土の混合用土に植えています。

植え替えは毎年、2~3月にゴボウ根を傷つけないように行います。高温多湿には弱いので夏の暑さ対策として株まわりをゴロ土で覆います。

春は日当たり、花後植え替えてからは雨に当てずに半日陰で管理します。

わが家は風通しの良いポリカーボネートの波板の屋根下に置き、真夏は寒冷紗をしています。

寒冷地では地植えで年々大ききな株になり特別な方法は必要ないが、梅雨・熱帯夜などがある暖地の場合は栽培法を考える必要があります。

増殖は挿し木・種蒔き。

エロディウム・ペラルゴニフローラム(Erodium pelargoniflorum)のまとめ

エロディウム・ペラルゴニフローラム(Erodium pelargoniflorum)はとても素敵な花で、花期が長いことがとても気に入っていましたが、育て方は猛暑が続く関東地方の住宅地と冷涼な場所ではかなり違います。

高山植物だとわかっていればそれなりの育て方をするのですが、そうでない場合でも関東地方の猛暑の夏を簡単に超すことが出来る原種はさほど多くありません。

枯らしてしまってから、反省を強いられた素敵なエロディウム・ペラルゴニフローラムの花でした。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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