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アイイロニワゼキショウ(藍色庭石菖)とニワゼキショウ(庭石菖)の育て方

アイイロニワゼキショウ

ニワゼキショウ(庭石菖)、アイイロニワゼキショウ(藍色庭石菖)は、どちらも北アメリカ原産の帰化植物です。

ニワゼキショウ(庭石菖)は1年草ですが、アイイロニワゼキショウ(藍色庭石菖)は多年草のため、放っておいたら、ニワゼキショウは絶えましたが、アイイロニワゼキショウ(藍色庭石菖)は種を零し、株が大株になって殖え続けています。

花はとっても可憐なのですが、アイイロニワゼキショウ(藍色庭石菖)は他の花の株の間に入って大株になるのが少し困ります。

上のアイイロニワゼキショウ(藍色庭石菖)は自宅で2004年5月12日に撮影した花です。

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アイイロニワゼキショウ(藍色庭石菖)の特徴と育て方

アイイロニワゼキショウ

アイイロニワゼキショウ(藍色庭石菖) 2014年5月8日 撮影 栽培品

   
和名アイイロニワゼキショウ(藍色庭石菖)
学名Sisyrinchium graninoides
科名・属名アヤメ科 ニワゼキショウ属
分布北アメリカ
花期5~6月
特徴

高さ20~30cmの多年草。

ニワゼキショウより大きくなるが、花は逆に小さく直径葯1㎝。

アイイロニワゼキショウ(藍色庭石菖)はオオニワゼキショウより花色が濃く、三本の雄しべがくっついて一本になっている点が最大の相違点のようです。

育て方

日当たりと風通しのよい場所に植えると生育がよく、種子がこぼれて実生苗がたくさんできます。

我が家は植えた覚えが無いのに、毎年実生で殖えて花を咲かせています。

アイイロニワゼキショウ(藍色庭石菖)は、多年草のため、株が大きくなり種を零して殖え続けます。

ニワゼキショウ(庭石菖)の特徴と育て方

ニワゼキショウ

ニワゼキショウ(庭石菖) 2006年6月26日 撮影 栽培品


   
和名ニワゼキショウ(庭石菖)
学名Sisyrinchium atlanticum
科名・属名アヤメ科 ニワゼキショウ属
分布北アメリカ原産、日本全土
花期5~6月
特徴

日当たりのよい芝生や道ばたなどに生え、高さ10~20㎝になる1年草。

茎は扁平でごく狭い翼があり、葉は幅2~3㎜。

茎の先に細い花柄をだし、小さな花をつぎつぎに開く。花径1.5cm位で、1日でしぼむ。花被片は紫色または白紫色で、濃い色のすじがあり、中心部は黄色。

蒴果は直径約3㎜。

北アメリカ原産の帰化植物。明治20年頃に日本に渡来しました。

日当たりと風通しのよい場所に植えると生育がよく、種子がこぼれて実生苗がたくさんできます。

育て方

用土は特に選ばないが鉢は浅鉢がよい。

増殖は実生で発芽率もよく採り播きすると翌年には花を咲かせます。

散歩道のニワゼキショウ(庭石菖)

ニワゼキショウ

ニワゼキショウ(庭石菖) 2003年6月4日 撮影 散歩道

ニワゼキショウ(庭石菖)とアイイロニワゼキショウ(藍色庭石菖) のまとめ

ニワゼキショウ(庭石菖)とアイイロニワゼキショウ(藍色庭石菖)も北アメリカ原産の帰化植物ですが、私が住んでいる近辺では群生を見ることがないのは、それほど適地ではないのかもしれません。

アイイロニワゼキショウ(藍色庭石菖)はオオニワゼキショウと思っていましたが、花の色が濃く、雄蕊が1本になって突き出ているのでアイイロニワゼキショウ(藍色庭石菖)だとわかりました。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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