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イリス・クリスタータ(Iris cristata)の育て方

イリス・クリスタータ

北アメリカ原産のイリス・クリスタータ(Iris cristata)は、とても丈夫で、育てやすい小型のアヤメです。

10年以上育てていて、最初は鉢栽培していましたが、丈夫でよく殖えるので、現在はロックガーデン植えにしています。

小形のアヤメで日当たりを好むのでロックガーデンに良く映えます。

上のイリス・クリスタータ(Iris cristata)は自宅で2017年5月1日に撮影したものです。

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イリス・クリスタータ(Iris cristata)の特徴と育て方

イリス・クリスタータ

イリス・クリスタータ(Iris cristata) 2004年4月21日 撮影 栽培品

 
和名イリス・クリスタータ
学名Iris cristata
科名・属名アヤメ科 アヤメ属
分布北アメリカ
花期5月
特徴

森林の中の岩の多い斜面などに見られる、花径5~7cm、高さ7~12cmの小型種のアヤメ。

葉は幅広で、しっかりした太い根茎が短く横に這います。

排水、日当たりの良い場所を好む宿根草。

育てやすく花つきも良い小型種なので庭植にも鉢植えにも向きます。

育て方

中深鉢の鉢底にゴロ土を入れ、硬質鹿沼土5、軽石5などを基準にマグァンプK を入れ、水はけ良く植えます。

植え替えは花後の5~6月と秋が適期。2年に1度くらい行う。植え替えない鉢には花後と秋に有機性の固形肥料を置肥します。

水は普通に与え、日当たりを好むので日当たりで管理します。

株分けや実生で増やします。よく殖えるので株分けの方が栽培が楽だと思います。

定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。

イリス・クリスタータ(Iris cristata)のまとめ

イリス・クリスタータ

イリス・クリスタータ(Iris cristata) 2003年5月3日 撮影 栽培品

10数年前、花の名前も分からずに購入した株ですが、調べた結果イリス・クリスタータ(Iris cristata)だとわかりました。

最初から日本原産ではないと思っていたのは、どこか洋風な雰囲気を持った花だったからです。ヒメシャガと同じくらいの草丈ですが、ヒメシャガが日本のものだと思っていたことによります。

ヒメシャガはあまり日光の強いところでは育たないのに比べて、イリス・クリスタータ(Iris cristata)は日当たりを好む植物です。

わが家のヒメシャガは薄紫なので、イリス・クリスタータ(Iris cristata)の白と釣り合いがとれていて、ヒメシャガは日陰、イリス・クリスタータ(Iris cristata)は半日以上は日が当たるロックガーデン植えになっています。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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