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サカコザクラ(Androsace filiformis)種からの育て方

サカコザクラ

サカコザクラ(Androsace filiformis)は、ユーラシア原産の帰化植物でトチナイソウの仲間ですが、あまり見られないということです。

帰化植物のイメージは在来種よりも生育が旺盛なものを思い浮かべるのですが、 サカコザクラは分布域を拡大できないようで、あまり見かけないということです。

種を播いてもそれほどたくさん芽生えるわけではなく、大切に育てた株が2年かかって咲いて、零れ種からも殖えなかったことから、環境もあっていなかったのだろうし、それほど繁殖力がなかったのかもしれません。

上のサカコザクラ(Androsace filiformis)は自宅で2008年4月15日に撮影した2006年1月播種の初花です。

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サカコザクラ(Androsace filiformis)の特徴と育て方

     
和名サカコザクラ
学名Androsace filiformis
科名・属名サクラソウ科 トチナイソウ属
分布ユーラシア原産の帰化植物
花期5~6月
特徴

リュウキュウコザクラの種を求めて播いたものだが、どうもサカコザクラという越年草の帰化植物のようです。

花が咲いた時あまりの小さな花に戸惑うくらいでした。

葉の形からサクラソウ科の植物らしいということは感じられました。

リュウキュウコザクラも見たことがないが、ネットで調べてみると花はもう少し大きく、花はセリ科の植物のように整然と立って咲くことはないようです。

根生葉はロゼットでトチナイソウ属の植物によく似ていて茎を立てて上部で枝分かれして小さな花を咲かせました。

サカコザクラは北海道や青森などの北部で見られるようなので、暖かい地方が自生地のリュウキュウコザクラと名前の付いた種からサカコザクラが咲いたのかはかなり疑問が多い。

帰化植物というとかなり丈夫なものを思い浮かべるのだが、サカコザクラはあまり見かけないと言います。

育て方

播種して2年目に花が咲いたが、越年草だったためにいつの間にか消えてしまいました。

丹精をこめて育てた花の写真だけでも(あまり良い写真ではないが)残ったことは嬉しい事でした。

サカコザクラのまとめ

リュウキュウコザクラの種を求めて播いたものから咲いたサカコザクラだが、調べてみると日本に帰化したもののあまり殖えずに、北海道と青森県で見かけるくらいだということです。

また、栽培している方もいることから、山野草として好まれて栽培もおこなわれていることから、我が家の種は栽培している方が、種の名前を間違ったの可能性も考えられるようです。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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