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春の花・山野草の育て方

プリムラ・ブレアナ(Primula bulleyana)とオレンジクリンソウの育て方

投稿日:2017年1月13日 更新日:

プリムラ・ブレアナ

プリムラ・ブレアナ(Primula bulleyana)は中国北西部雲南省の湿地2500~3300m付近の、雪解け水が流れるような川辺に咲くクリンソウのような花ということです。

種を播きましたが2本芽生え、残った1本が2年後に花が咲いたのが上の花です。高山の雪解け水が流れるよな湿原に咲くプリムラは育てるのがとても難しい花ですが、幼苗だったので、花を見ることが出来たのではないかと偶然とも思える開花に喜びを禁じえません。

関東地方の猛暑日が続く住宅地ではクリンソウさえ枯れてしまう年があるのに、クリンソウのように咲き上げることはできませんでしたが、珍しいオレンジ色の花を見た時には感動しました。

上のプリムラ・ブレアナ(Primula bulleyana)は自宅で2007年5月30日に撮影した2004年10月播種した花です。

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プリムラ・ブレアナ(Primula bulleyana)の特徴と育て方

プリムラ・ブレアナ

プリムラ・ブレアナ(Primula bulleyana) 2007年5月30日 撮影 栽培品 2004年10月播種

     
和名 プリムラ・ブレアナ
中国名 橘紅報春
学名 Primula bulleyana
科名・属名 サクラソウ科 サクラソウ属
分布 中国北西部雲南省の湿地2500~3300m
花期
特徴

草丈は30cmに満たないほどで、キャンデラブラタイプのプリムラで花の大きさは3cmくらい。オレンジ色の花が咲いたときはびっくりしました。

雪解け水が流れるよう川辺に咲くクリンソウのようなタイプの花ですが、湿地の2500~3300mに生えているようです。

そのような自生地では60㎝くらいまで何段にも咲きあがり日本のクリンソウのようになるようです。

橙色のプリムラはとても珍しいと思いました。

育て方

日向土、軽石、日光砂、硬質鹿沼土などの手に入るものの混合用土にマグァンプK を入れて植えます。

高山帯の湿原に咲くプリムラは栽培が難しい部類に入りますし、葉がクリンソウのように大きくなりますので夏の暑さは苦手です。

真夏と冬を除いて1ヶ月に2~3回水肥を水代わりにやり、定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をし、春と秋は午前中の日に当て、梅雨からはポリカーボネートの波板の屋根下で、夏は寒冷紗をかけ涼しくなるように工夫しました。

水は秋から春は朝に、夏は夕方に鉢のまわりにもたっぷりやり、夜間温度を下げるように工夫します。

2本芽生えた苗は花が咲く前には1本になってしまい、夏には弱ってしまった苗が3年目の春に花を見せてくれた時は奇跡だと思いました。

クリンソウさえ真夏の暑さで溶けることがあるのに、雪解け水の中に咲く花が我が家で咲いてくれたというだけで感動しましたが、次の年は花を見ることはできませんでした。

プリムラ・ブレアナ(Primula bulleyana)のまとめ

偶然にいただいた種から育てましたが、種を播いた時にはこれほど難しい花だとは思いませんでした。2本芽生え、1本は枯れて、残った1本も夏になると弱るのですが、2年目に花を見ることが出来ました。偶然のような出来事で、毎日祈るように見守っていた祈りが通じるように咲いてくれましたが、もう見ることはないだろうと思う花です。

オレンジクリンソウ(プリムラ・チュンゲンシス)の特徴と育て方

オレンジクリンソウ

オレンジクリンソウ(プリムラ・チュンゲンシス) 2017年5月11日 撮影 栽培品


     
和名 オレンジクリンソウ
別名 プリムラ・チュンゲンシス
学名 Primula chungensis
科名・属名 サクラソウ科 サクラソウ属
分布 ブータン、中国、インド(アッサム地方)
花期 5~6月
特徴

草丈は20~50cmで、花の大きさは2.5cmくらい。橙色覆輪に中心が黄色となる鮮やかな花色がとても素敵です。

クリンソウのようなタイプの花で、湿地に生えているようです。

何段にも咲きあがり日本のクリンソウのようになります。

橙色のプリムラはとても珍しく、世界でも少ないようです。

育て方

日向土、軽石、日光砂、硬質鹿沼土などの手に入るものの混合用土にマグァンプK を入れて植えます。

高山帯の湿原に咲くプリムラは栽培が難しい部類に入りますし、葉がクリンソウのように大きくなりますので夏の暑さは苦手です。

真夏と冬を除いて1ヶ月に2~3回水肥を水代わりにやり、定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をし、春と秋は午前中の日に当て、梅雨からはポリカーボネートの波板の屋根下で、夏は寒冷紗をかけ涼しくなるように工夫しました。

水は秋から春は朝に、夏は夕方に鉢のまわりにもたっぷりやり、夜間温度を下げるように工夫します。

オレンジクリンソウとは

オレンジクリンソウ

オレンジクリンソウ 2017年5月3日 撮影 栽培品


オレンジクリンソウというプリムラ・ブレアナ(Primula bulleyana)によく似た小形のクリンソウが、売っていたので購入して来て調べたところ、プリムラ・チュンゲンシス(Primula chungensis)のようでした。

ブータン、中国、インド(アッサム地方)が自生地とのことですが、暑さには弱いので湿度を保ちながら涼しく育てる必要ありそうです。

オレンジクリンソウは生産者が種から育てているようで、かなり出回っています。

山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処ではそだたないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。


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