スポンサーリンク

広告 春の花・山野草の育て方

ダイアンサス・ハエマトカリックス・ピンディコラ(Dianthus haemathocalyx ssp. pindicola)の育て方

ダイアンサス

ギリシャ~アルバニアの高山に産する小型の亜種で、灰緑色の密なクッション葉は細かい芝状になります。

最初は鉢植えで栽培していましたが、殖えた分をロックガーデンに植えて5年くらい過ぎたのが上の写真です。

差し芽で株を更新させて若返らせなければと思いながら、ついつい後回しになっています。

上のダイアンサス・ハエマトカリックス・ピンディコラは、自宅で2016年5月25日に撮影したものです。

スポンサーリンク

ダイアンサス・ハエマトカリックス・ピンディコラ(Dianthus haemathocalyx ssp. pindicola)の特徴と育て方

ダイアンサス・ハエマトカリックス・ピンディコラ 2005年5月23日 撮影 栽培品

 
和名ダイアンサス・ハエマトカリックス・ピンディコラ
学名Dianthus haemathocalyx ssp. pindicola
科名・属名ナデシコ科 ナデシコ属 
分布ギリシャ~アルバニア
花期5~6月
特徴

高山に産する小型の亜種で、灰緑色の密なクッション葉は細かい芝状になります。

花は紫赤色で花径2~2.5cm。ほとんど無茎で花は数個咲く。

ロックガーデン植えに適しています。

育て方

鉢栽培では高山性のナデシコに倣って、富士砂、軽石、桐生砂、硬質鹿沼土の混合用土で栽培しています。

植え替えは3~5月、9~10月に行います。

横に這う性質で枝が伸びすぎるので挿し芽により更新すると綺麗な状態に保つことが出来ます。

鉢植えの場合は、肥料は植え替え時にマグアンプKを入れ、その後は月に3度ほど水がわりに液体肥料をやります。

株から老化するので、さし芽などで株の更新をした方が良いようです。

アブラムシ対策と病気を防ぐために、薬剤散布は栽培品すべてに定期的に行います。

上の写真が現在のロックガーデンに植えている状態ですが5年くらい植え替えていないので、さし芽で株を更新しなければならないと思っています。

ダイアンサス・ハエマトカリックス・ピンディコラ(Dianthus haemathocalyx ssp. pindicola)のまとめ

ダイアンサス・ハエマトカリックス・ピンディコラ 2006年5月15 撮影日 栽培品


ダイアンサス・ハエマトカリックス・ピンディコラは高山性ですが、荒い用土のロックガーデン植えで5年以上も植え替えなしでも大丈夫なくらい丈夫ですが、古い枝が見苦しくなってきたので、差し芽で株を更新して新しいマットをつくりたいと思っています。

曙色の花がとっても素敵で、這い性なので、灰緑色の密なクッション葉は細かい芝状になりロックガーデンによく似合います。

関連記事(一部広告を含む)

山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

スポンサーリンク

-春の花・山野草の育て方
-,