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オウゴンスゲ(Carex aurea)の育て方|仲間のミタケスゲとヒメスゲの特徴

オウゴンスゲ

オウゴンスゲ(Carex・aurea)は、北米の牧草地に生える多年草で、ゴールデンセッジという共通名で知られているようです。

黄金いろの実が花が終わった寄せ植えの彩になってくれるので、多用しています。

海外からの種から育てたので、日本ではあまり流通していないようです。

下に仲間のミタケスゲ(深岳菅)とヒメスゲ(姫菅)の特徴と写真をのせています。

上のオウゴンスゲ(Carex・aurea)は、自宅で2011年6月23日に撮影した種からの花です。

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オウゴンスゲ(Carex・aurea)の特徴と育て方

           
和名オウゴンスゲ
別名カレックス・アウレア
学名Carex aurea
科名・属名カヤツリグサ科 スゲ属
分布北米
花期果熟期:5~7月
特徴

牧草地に生える多年草で、ゴールデンセッジという共通名で知られるセッジの種です。 カナダの大部分とアメリカ西部と中央部を含む、多くの北米諸国の固有種です。

我が家の鉢植えは草丈10センチ前後だが、生成茎まで到達するまで40cm位になるようです。

やわらかな線形の葉でやわらかい毛があります。

花はほとんど気がつかないくらいですが、円形倒卵形の緑色の実がなり、のちに黄金いろに熟します。

果実は3~5㎜、直立するが実の重さでしなることがあります。

育て方

日当たりを好み、丈夫で容易に栽培できます。

冬は枯れるが、春に芽を出します。

株分け、実生で殖えます。

寄せ植えに使っていますが、殖えるので抜きながら使うと便利に使えます。

用土はこだわらなくても良く、寄せ植えにしたいとき使うように栽培していますが、簡単に抜くことが出来るので、殖えすぎて困るというほどではないのが嬉しいです。

ミタケスゲ(深岳菅)の特徴

ミタケスゲ

ミタケスゲ(深岳菅) 2011年6月23日 撮影 栂池自然園


         
和名ミタケスゲ(深岳菅)
学名Carex michauxiana var. asiatica
科名・属名カヤツリグサ科 スゲ属
分布北海道、本州(中部地方以北)。東北アジア
花期6月~7月
特徴

亜高山帯の湿原に生える多年草。

小穂は3~5個、上の1個が雄性。苞に鞘があり、鱗片は淡褐色、芒はありません。

果胞は長さ1~1.3cm、円柱形、くちばしを除いて柄滑無毛、果時には開出し、小穂は星型になります。

高さ6~30cm。葉は幅2~5㎜。雄小穂は線形。

そう果3稜形。柱頭は3個。

ヒメスゲ(姫菅)の特徴

ヒメクグ

ヒメスゲ(姫菅) 2004年6月19日 草津 芳ヶ平湿原


         
和名ヒメスゲ(姫菅)
学名Carex oxyandra
科名・属名カヤツリグサ科 スゲ属
分布北海道、本州、四国、九州。東アジア
花期5~8月
特徴

低山帯~高山帯の砂礫地や林縁に生える多年草。

小穂は3~6個、最下を除いて頭上に集まります。鱗片は暗赤色。芒はない。

果苞はよく膨れ前面に微軟毛を密生、くちばしは短い。

高さ10~30cm。

根もとの鱗片葉と鞘状葉は暗赤色。葉は幅1~3㎜。果苞は2.5~3㎜。そう果は3稜形。

オウゴンスゲ(Carex aurea)まとめ

日当たりが良い方が良いようですが、我が家は寄せ植えや草物盆栽に寄せているので、半日陰くらいになりますが、影響はないようです。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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