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ヤマツクシスミレ(山筑紫菫)の育て方

ヤマツクシスミレ

ヤマツクシスミレ(山筑紫菫)は、東アジア~東南アジアに分布するスミレで、筑紫スミレの亜種になっています。

ツクシスミレは見たことがないのですが、ツクシスミレより花色が濃いということと、かなり毛深く、スミレが苦手な我が家でも零れ種で殖え続けていることからヤマツクシスミレとしました。

葉は日本では見られないような毛深さでランナーを出して殖えますが、とてもきれいで小さな花です。

上のヤマツクシスミレ(山筑紫菫)は自宅で2012年4月24日に撮影した花です。

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ヤマツクシスミレ(山筑紫菫)の特徴と育て方

ヤマツクシスミレ

ヤマツクシスミレ(山筑紫菫) 2012年7月19日 撮影 栽培品

     
和名ヤマツクシスミレ(山筑紫菫)
別名ナンバンスミレ
学名Viola diffusa ssp. tenuis
科名・属名スミレ科 スミレ属
分布東アジア~東南アジア
花期4~5月
特徴

草丈は5センチから15cm位のの多年草。

分類上は、筑紫菫(ツクシスミレ)の亜種とされています。

中輪から小輪。中央部が白く抜け、核が淡黄、周囲がピンクに近い淡紫色。ツクシスミレより濃い。

葉は両面とも緑色。さじ形の特徴的な形態。

暖かい地方のすみれだが、比較的耐寒性もあるとされます。自生地では12月から春まで開花。

育て方

鉢底に礫を敷き、微塵を抜いた山砂に鹿沼土や赤玉土の混合用土に植え込み、株のまわりにマグアンプK 中粒と大粒を4~5粒ほどを元肥として根に触れないように入れて植込みます。

水は春と秋は毎朝1回、夏はさらに夕方にやり、冬は用土が乾き過ぎない程度にやります。

暖かい地方のすみれだが、比較的耐寒性もあるようで北関東のわが家でも越冬してくれます。

真夏と冬を除いて1ヶ月に2~3回水肥を水代わりにやり、定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。

スミレは居ついてくれないものが多いが、ヤマツクシスミレは丈夫なようで、こぼれ種から殖えています。

ヤマツクシスミレ(山筑紫菫)まとめ

ヤマツクシスミレ(山筑紫菫) 2011年4月26日 撮影 栽培品


ヤマツクシスミレ

ヤマツクシスミレ(山筑紫菫) 2011年7月12日 撮影 栽培品


ヤマツクシスミレはピンクい近い淡紫色の花がとてもきれいな小さな花のスミレで、スミレ栽培が苦手な我が家でもランナーや零れ種で殖えています。

他のスミレは大元の鉢から消えることが多いのですが、ヤマツクシスミレは鉢の真ん中で大株になってランナーを出しています。

スミレは殖えても小さいので、殖えて困るということはないので、とても嬉しい花になっています。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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