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春の花・山野草の育て方

Papaver・rupifragum ‘Flore Pleno’ の育て方|帰化植物のナガミヒナゲシの特徴

Papaver・rupifragum ‘Flore Pleno’

Papaver・rupifragum ‘Flore Pleno’ は山野草の種を扱っている方から、八重咲の海外の芥子だが詳しいことが分からないということで、いただいた種を育てたものです。

花の写真、草の様子からPapaver rupifragum ‘Flore Pleno’ではないかと思いましたが、確信は持てません。

多年草でとてもきれいな花でロックガーデン植えにした楽しみましたが、枯れてしまい残念に思っています。

下に、帰化植物のナガミヒナゲシの特徴と写真を載せています。

Dianthus はいろいろと育てていますが、種類によってかなり性質が異なるようです。

上のPapaver・rupifragum ‘Flore Pleno’は自宅で2007年6月10日に撮影した種から育てた花です。

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Papaver・rupifragum ‘Flore Pleno’ の特徴と育て方

Papaver・rupifragum ‘Flore Pleno’ 2007年6月10日 撮影 栽培品

     
花名Papaver・rupifragum ‘Flore Pleno’
学名Papaver rupifragum ‘Flore Pleno’
科名・属名ケシ科 ケシ属
分布園芸品種?
花期5~6月
特徴

草丈は40~50㎝くらいで、花径4~5cmのオレンジ色のセミダブルの花を咲かせます。

灰色がかった緑色のロゼット状の根生葉から茎が立ち上げ次々と花を咲かせます。

種をいただいて播いたのですが詳しいことは分からないままです。

多年草なので毎年同じ場所で花を咲かせてくれましたが、自生地も育て方も分からないままに育てましたが、切り花にもロックガーデンにもよく似合う花です。

育て方

最初は中深鉢を使い底にゴロ石を入れて赤玉土を主体に、軽石を、腐葉土を混用して植えました。

植えるときに、根に触れないように、マグァンプK などの緩行性肥料を入れます。

その後ロックガーデンい植えましたが、次々とオレンジ色の素敵な花が咲いて、ロックガーデンを華やかにしてくれましたが、いつの間にか溶けてしまいました。

零れ種からも芽生えませんでしたので、それほど繁殖力のある植物ではなかったようです。

Papaver・rupifragum ‘Flore Pleno’のまとめ

Papaver・rupifragum ‘Flore Pleno’ 2007年6月10日 撮影 栽培品

海外の花であることは分かっていましたが、知人からいただいたのではなく、種を扱うお店から詳細が分からないといただいた種ですので、本当に世界のどこに咲く花かも分からないままに種を播きました。

植物を育てるうえで、何も分からないということはとても不安なことです。海外のホームページからは少し情報をうかがうことが出来ましたが、自生地は分からないままに適当に育て、素敵な花をしばらくロックガーデンで見ることが出来たのは嬉しいことでした。

帰化植物のナガミヒナゲシ(長実雛芥子、長実雛罌粟)の特徴

ナガミヒナゲシ(長実雛芥子)

ナガミヒナゲシ 2014年5月7日 撮影 住宅地の道路沿い

   
和名ナガミヒナゲシ(長実雛芥子、長実雛罌粟)
学名Papaver dubium
科名・属名ケシ科 ケシ属
分布地中海沿岸から中欧原産の帰化植物
花期5~6月
特徴

地中海沿岸から中欧が原産と言う、紅色、もしくは橙色の花を付ける罌粟の仲間で、花弁は基本的に4枚だが変動はあるようです。

高さは栄養状態によって異なり、15cmくらいから最大60cmぐらいになるようです。

茎には硬い剛毛が生え、葉は細かく切れ込みます。

果実(芥子坊主)は細長く、和名の長実雛芥子はここから付けられたようです。

果実の中には文字通り芥子粒の大きさの種が入っており(種子一粒の大きさは0.6X0.7mm)、果実が茎から落ちて種を地面に落とします。

アルカリ性を好むため、コンクリートの塀際や道路沿いに繁殖しているようです。

我が家の近辺を毎年見ていますが年々増えている様子が見えますので、まき散らされた種がタイヤなどについて運ばれ、いたるところの道路沿いに殖えつづけているようです。

花はとてもきれいですが、根と葉からは周辺の植物の生育を強く阻害する成分を含んだ物質が生み出されていると言う事です。

1年草なので、結実をする前に枯らすことが出来るのでしょうが、まだそこまではしていないようですが、この先どこまで殖え続けるのだろうかと、道路沿いの綺麗な花を眺めているのが現状です。

我が家の近くの道路には咲いていませんが、車の通りが多い民家の塀際などにはかなり多くみられるようになっています。

街の美化を考えても良いくらいきれいな花の帰化植物なので、複雑な思いで今の時期に車の中から眺めています。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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