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アリアケスミレ(有明菫)の育て方

アリアケスミレ

アリアケスミレ(有明菫)は花の色が変化に富むことから、有明の空の色になぞらえて付けられたというがその名前に恥じないとても素敵なスミレです。

アリアケスミレは紫の筋がとてもきれいですが、ほとんど目立たないものもあるようで、そのような個体を見た時はとても困るのではないかと思いましたが、私がまいた種からの花はきれいな紫の筋が入っていました。

身近に見ることのできるスミレの仲間はたくさんあるので、それらの花を見分けることが出来るようになりたいと思いながら写真を写しています。

上のアリアケスミレ(有明菫)は、2004年4月25に撮影しました。

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アリアケスミレ(有明菫)の特徴と育て方

アリアケスミレ

アリアケスミレ(有明菫) 2005年5月1日 撮影 栽培品

 
和名アリアケスミレ(有明菫)
学名viola betonicifolia var. albescens
科名・属名スミレ科 スミレ属
分布本州、四国、九州
花期4~5月
特徴

花は直径2cm前後で距は長さ約4mmと短くて太い。

草丈は5~15cm、花期の葉は葉身が長さ4~7cmの長楕円状披針形。夏の葉は長三角状披針形で、やや厚くて光沢があるものもあります。

花の色が変化に富むことから、有明の空の色になぞらえて付けられた名前。

温暖な耕作地の周辺や河原敷き等に生えます。

育て方

鉢底に礫を敷き、ミジンを除いた山砂に鹿沼土や赤玉土を2~3割混用した用土に植え込みます。

鉢のまわりにマグアンプKの中、大粒を4~5粒ほど元肥として埋め込み、薄い液肥を時々施します。

水は春と秋は毎朝1回、夏はさらに夕方にやり、冬は用土が乾き過ぎない程度にやります。

春はよく日に当て、夏は半日陰で風通しよく育て、植え替えは花後か秋に、古い根は取り除き、長い根は切りつめ、新しい用土に植えます。

アリアケスミレ(有明菫)は花の筋がきれいなスミレ

アリアケスミレ(有明菫)はミヤマスミレ類に分類され、無茎種で小型のものが多く、なじみの多いスミレで私たちが生活している近辺に生えることから見かけることの多いスミレです。

しかし、スミレを栽培するのは難しく、好きなところにはどこでも生えますが、鉢の中に留まてくれないのが悩みです。

アリアケスミレのようにどこにでも生えるようなものでも、しばらくは、いてくれたのですが、いつのまにか逃げ出されてしまいました。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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