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ポリキセナ・エンシフォリア(Polyxena ensifolia)の育て方|マッソニア・ロンギペス(Massonia longipes)

ポリキセナ・エンシフォリア

ポリキセナ・エンシフォリア(Polyxena ensifolia)は、南アフリカ原産で、9月に植え付けると11月頃に開花し、5月くらいから夏に休眠する球根性多年草です。

草丈が5~15cmと低く、可憐な小花を密生させてさく様がとても可憐なので人気のある植物です。

冬の開花期に少し寒さに弱いので、軒下などで管理すれば、とても育てやすい花であることも人気の所以かもしれません。最初のころの写真しかありませんが、種を播いたり球根から殖やしたりと10年以上育てています。

上のポリキセナ・エンシフォリア(Polyxena ensifolia)は、自宅で2006年11月17日に撮影した花です。

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ポリキセナ・エンシフォリア(Polyxena ensifolia)の特徴と育て方

ポリキセナ・エンシフォリア

ポリキセナ・エンシフォリア(Polyxena ensifolia) 2005年11月14日 撮影 栽培品

       
和名ポリキセナ・エンシフォリア(Polyxena ensifolia)
学名Polyxena ensifolia
科名・属名キジカクシ科(ヒヤシンス科) ポリキセナ属
分布南アフリカ
花期11月
特徴

小型の球根性多年草で、草丈5~15cmで、秋~冬にピンク色の芳香性の花を咲かせます。

2~6枚の葉を地際から左右に展開させて、その間から小さなかわいらしい花を数輪まとめて咲かせます。

多数の花が密生して房になって咲き、小さいながらもボリューム感があります。

秋植え球根で、すぐに成長をはじめ、秋に開花するのが特徴です。

手のかからない丈夫な球根植物で、鉢栽培が容易です。

育て方

冬に生育する植物だが、強い霜と北風は苦手なので、フレーム内や軒下で栽培すると失敗することがない丈夫な植物です。

わが家は軒下で栽培し、秋に芽が出て花が咲く時期は軒下の日当たりで鑑賞しています。

9月下旬ごろから水やりを開始し、用土が乾き始めたらたっぷりと与え、発芽から開花までは、極端に乾かさないよう管理します。

5月ごろ葉が枯れてきたら水やりをやめ、鉢に植えたまま乾燥させて、日陰の棚下に秋まで置いています。

植え替えは芽が出る前の9月初旬に行い、赤玉土に硬質鹿沼、軽石を少量入れた用土にマグアンプKを少量入れて植えこみます。その時、球根を分けると殖やすことが出来ます。

植え替え後は水やりを始めます。

わが家は毎年植え替えていますが、2~3年に1度くらいでも良いようです。

花後から葉が茂っている間に、月2~3回液体肥料を施すと、球根が太り、よくふえます。

種からも殖やすことが出来、3年くらいで開花しますが、同じ花が咲かないこともあるようです。

ポリキセナ・エンシフォリア(Polyxena ensifolia)まとめ

ポリキセナ・エンシフォリアは9月に植えて11月に咲く秋植え冬咲きの球根性多年草です。

冬の寒さが少し苦手なんで、軒下で花を見て5月に葉が枯れるまで日向に置き、枯れたら棚下などの涼しい場所で水やりを止めて休眠させておきます。

そのようなサイクルさえ分かればとても育てやすい花です。

マッソニア・ロンギペス(Massonia longipes)の特徴

マッソニア・ロンギペス

マッソニア・ロンギペス(Massonia longipes) 2004年1月9日 撮影 とちぎ花センター

     
和名マッソニア・ロンギペス(Massonia longipes)
学名Massonia longipes
科名・属名キジカクシ科(ヒヤシンス科) マッソニア属
分布南アフリカ共和国
花期12~1月
特徴

楕円形の葉が2枚だけ出て、葉間に花が咲く変わった形態の植物。

葉は多肉質で、細かくへこんだ葉脈とたくさんの小隆起があり、でこぼこした感じがします。

夏には葉が枯れて休眠する球根植物で、秋に葉が伸び、冬に花が咲きます。

花弁は目立たず、花のように見えるのは、長く伸びるたくさんの白い花糸で、その先端に葯が着いています。

葉が枯れ始めたら潅水をやめ乾燥させて日陰で休眠させます。

繁殖は種まき。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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