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庭木や盆栽の花木・実物の育て方

ミニシャクナゲ(レン)の育て方

ミニシャクナゲ(レン)

ミニシャクナゲ(レン)は、チベットやヒマラヤの高山に自生するヒカゲツツジを育てやすように改良したもので、かなり出回っています。

日本のヒカゲツツジも1~2mということですが庭植ではそれほどは大きくなりませんが、40~60cm位以下のようで、鉢植えでも庭植でも育てやすい大きさです。

わが家は、ロックガーデン植えにしたのですが、他の植物の下になって日陰過ぎたようで、あまり大きくならないまま、元気がなくなっています。

上のミニシャクナゲ(レン)は自宅で2005年5月1日に撮影したものです。上の写真の花と同じものですが、撮影年、光などで色が異なっています。

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ミニシャクナゲ(レン)の特徴と育て方

ミニシャクナゲ

ミニシャクナゲ(レン) 2004年4月24日 撮影 栽培品

   
和名ミニシャクナゲ(レン)
学名Rhododendron
科名・属名ツツジ科 ツツジ属
分布チベットやヒマラヤの高山に自生するヒカゲツツジの園芸品種
花期4~5月
特徴

チベットやヒマラヤの高山に自生するヒカゲツツジの仲間です。

小さな株に大きな黄色の花を咲かせる品種で40~60cm位。

半日陰向きの園芸品種。

育て方

半日陰を好みます。

鉢植えの場合は鹿沼土、日光砂、軽石、等の混合用土で微塵を除いて排水良く植え、水はたっぷり与え水切れをさせないようにします。

地植えの場合はやや盛り土気味に植え付け、根元はピートモスなどで覆って乾燥防止します。

自然樹形で株姿がまとまりますが、剪定をするときは花後に行います。

花芽分化は7~8月なので、この頃以降はなるべく枝を切らないようにします。

肥料は、1~3月に寒肥として根元に置き肥をして、花後の5月、7月下旬から8月上旬、10月にそれぞれ追肥として緩効性化成肥料を施します。

高温や乾燥にやや弱いので、夏場に西日が当たらない涼しい場所で管理します。

ミニシャクナゲ(レン)まとめ

ミニシャクナゲ

ミニシャクナゲ(レン) 2004年4月22日 撮影 栽培品

写真の株は購入して間もないころの花ですが、日本のヒカゲツツジに比べて花付がよく見事に咲いています。

小苗を購入して10年前にはあまり元気がなくなり花付も悪くなって、株が弱ってきました。何種類か育てましたが、シャクナゲ類は木が、大きくなるにしたがって弱ってくるものがあるようです。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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