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広告 夏の花・山野草の育て方

ヤクシマギボウシ(屋久島擬宝殊)の育て方

キバナギボウシ

ヤクシマギボウシ(屋久島擬宝殊)は、屋久島に分布するキジカクシ科・ギボウシ属の植物で、小さな葉のわりに大き目の花がとても可憐な多年草です。

半日陰から日陰が適地で、盆栽の下草や小盆栽として、利用価値の高い植物です。

屋久島に自生する植物は小さなものが多いのですが、花は葉に比べて大きいために愛好者が多いようです。

上のヤクシマギボウシ(屋久島擬宝殊)は、自宅で2013年9月2日に撮影花したです。

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ヤクシマギボウシ(屋久島擬宝殊)の特徴と育て方

ヤクシマギボウシ

ヤクシマギボウシ(屋久島擬宝殊) 2003年8月18日 栽培品

ヤクシマギボウシ

ヤクシマギボウシ(屋久島擬宝殊) 2003年8月18日 栽培品

           
和名ヤクシマギボウシ(屋久島擬宝殊)
学名Hosta sieboldii f. spathulata
科名・属名キジカクシ科 ギボウシ属
分布九州(屋久島)
花期7~9月
特徴

濃い緑色の細長い葉で、葉はねじれます。

葉の長さ5cmほどのミニ種。

ヤクシマギボウシは葉のわりに花が多きいのが特徴です。

育て方

半日陰が最適だが、日陰でも育ちます。夏の日差しでは葉が焼けてしまうので、鉢植えは日陰に移動し、地植えは木陰になるような場所に植えます。

寒さには強いが、凍結すると枯れるので、寒さの厳しい地域では、地面を腐葉土などで被って防寒するか、室内などで保護します。

用土は赤玉土(小粒)を主に、腐葉土、軽石の混合用土を用い、マグァンプK などの緩行性肥料を根に触れないように入れて植えこみます。

植え替えは鉢植えは2年に1度、地植えは4~5年に1度は株分けを兼ねて植え替えます。分けるときは3芽以上付くように分けます。

肥料は3月と9月に適宜置き肥します。

水は鉢の表面が乾いたらたっぷりやりますが、葉がなくなった休眠中の冬は少し水やりを控えます。地植えはよほど乾燥しない限りやる必要がありません。

ヤクシマギボウシは葉が小さく葉のわりに花が大きいので寄せ植えや鉢植えで育てると可憐な花が目立ちます。

ヤクシマギボウシ(屋久島擬宝殊)まとめ

ヤクシマギボウシ

ヤクシマギボウシ(屋久島擬宝殊) 2017年8月20日 栽培品

半日陰から日陰が適しています。超小型のギボウシなので、小盆栽や寄せ植えに最適で、水は表面が乾いたらたっぷり水をやります。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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