山野草の育て方、庭造り、野山で写した花の詳細について書いています

山野草を育てるNori&Wako


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早春の花・山野草の育て方

ハルトラノオ(春虎の尾)の育て方|仲間のイブキトラノオ

投稿日:2016年10月29日 更新日:

ハルトラノオ(春虎の尾)

ハルトラノオ(春虎の尾)は、林内に生える多年草であまり目立たない花ですが、写真映りの良い花で、白い花に赤褐色の蕊が目立ってとてもきれいなのに心をひかれました。

かなり繁殖力の良い花ですが、あまり野山で見ることが少なくなっている花であることから、植物園で花を写していましたら、知り合いでしたので分けていただくことができました。

少しいただいた苗もかなり殖えて我が家の一員として毎年花を見せてくれるようになっています。

写真を写して好きになってしまった、山の花、花之江の郷の花の写真も下に載せています。

仲間のイブキトラノオ(伊吹虎の尾)は、山地から高山の日当たりの良いやや湿り気のあるところに群生する、高さ0.3~1.2mになる多年草で、草丈も花も大きくなりますが、よく見ると葉の形や質がよく似ています。

滋賀県の伊吹山に多いということですが、私は北海道、奥日光、霧が峰高原等でも出会っています。

上のハルトラノオ(春虎の尾)は、自宅で2007年3月17日に撮影したものです。


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ハルトラノオ(春虎の尾)の特徴と育て方

 
和名 ハルトラノオ(春虎の尾)
別名 イロハソウ
学名 Bistorta tenuicaulis
科名・属名 タデ科 イブキトラノオ属
分布 本州、四国、九州
花期 3~5月
特徴

山地の林内に生える多年草。高さ15~25㎝。

根生葉は卵形または卵円形で長さ2~8cm、先は尖り、全縁。

花柄は根生葉と別に直立し、先端に長さ2~4cmの花穂をだし、白色の花をつけます。

花弁はなく、萼は5深裂し、葯の赤い綺麗な雄しべ8本が突き出る。

育て方

春から開花まではよく日に当て、花が終わったら風通しの良い半日陰で管理します。

冬は寒風や霜に注意します。

加湿にしないようにして、肥料は春と秋に置き肥します。

植え替えは3月か10月に行う。用土は特に選ばないが、硬質赤玉土と硬質鹿沼土などの混合用用土などで植えると良い。

株分け、実生でよく増えます。すぐに鉢に根が回ってしまうので、鉢植えは植え替えを頻繁に行うことになるので、我が家は地植えにしています。

半日陰に植えるとあるが、植え替えなしでも数年は花が咲くので管理が楽です。

蕊が素敵なハルトラノオ(春虎の尾)

数年前に、野山で出会って気に入っていましたら、知り合いの方から偶然に株を分けていただきました。

地味な花で、さほど目立つわけではありませんが、野山で写真に写してきたのを見て気に入ってしまいっました。よく観察しないとこの花の良さは分からないのではないかと思いました。

春の早い時期にセツブンソウ、イチゲ、雪割草が咲く時期と重なってしまうためか、写真を写さないうちに花が終わってしまうことの多い花です。

大株になっていますので、来春は忘れないように写真を写そうと思っています。


花之江の郷と尚仁沢遊歩道のハルトラノオ(春虎の尾)

ハルトラノオ

ハルトラノオ(春虎の尾) 2006年4月19日 撮影  尚仁沢遊歩道


ハルトラノオ

ハルトラノオ(春虎の尾) 2006年3月17日 撮影  花之江の郷


ハルトラノオ

ハルトラノオ(春虎の尾) 2006年3月17日 撮影  花之江の郷


とても地味な花ですが、写真に写すと蕊がとても素敵です。花之江の郷の経営者は知り合いなので、そんな話をしたら分けてくれました。

広い園内にかなり殖えていましたし、とってもよく殖える多年草です。花時期は葉が小さいのですが、花が終わると葉が大きくなり、しっかりと根を張って殖えてくれます。


わが家は狭い庭なので、殖え広がる花は植え場所を選びますが、ハルトラノオは同じ場所で殖え広がるので、株分けをするだけで手入れが楽で早春に咲いてくれるのが嬉し花です。

私はそれまでハルトラノオの花を見たことがなかったし、その後もあまり見ていませんが、山でいつまでも見られることを願っています。


イブキトラノオ(伊吹虎の尾)の特徴

イブキトラノオ

イブキトラノオ(伊吹虎の尾) 2003年7月27日 撮影 小田代原


イブキトラノオ

イブキトラノオ(伊吹虎の尾) 2003年7月27日 撮影 戦場ヶ原


イブキトラノオ

イブキトラノオ(伊吹虎の尾) 2003年7月27日 撮影 戦場ヶ原


 
和名 イブキトラノオ(伊吹虎の尾)
学名 Bistorta major var. japonica
科名・属名 タデ科 イブキトラノオ属
分布 北海道、本州、四国、九州
花期 7月~8月
特徴

山地から高山の日当たりの良いやや湿り気のあるところに群生する、高さ0.3~1.2mになる多年草で、茎は叢生します。

根生葉は長柄があり、披針形~長楕円形で先は尖り、基部は柄に流れ翼状となります。

茎葉は無柄で茎を抱き、茎頂に長さ5~8cmの円柱状の花穂をつけ、白色~淡紅色の花を密につけます。

滋賀県伊吹山に多いことから名付けられました。

イブキトラノオ

イブキトラノオ(伊吹虎の尾) 2004年7月2日 撮影 霧が峰高原


イブキトラノオ

イブキトラノオ(伊吹虎の尾) 2006年7月4日 撮影 礼文島


イブキトラノオ

イブキトラノオ(伊吹虎の尾) 2006年7月4日 撮影 礼文島



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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処ではそだたないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。


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