山野草の育て方、庭造り、野山で写した花の詳細について書いています

山野草を育てるNori&Wako


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早春の花・山野草の育て方

アポイキンバイ、ミヤマキンバイの育て方|大雪山のメアカンキンバイ

投稿日:2016年10月17日 更新日:

アポイキンバイ(アポイ金梅)

アポイキンバイは苗を購入して始めて見た花です。ミヤマキンバイの変種だということで花は同じようですが、葉は無毛で光沢があり、鋸歯が深く裂けているのが特徴のようです。

ミヤマキンバイは下に写真があるように礼文島、大雪山系黒岳、月山などで写真を写していますので、写真を比べると違いが分かります。山の花にも変種や亜種などがあって違いをどのように区別するのかは難しい問題です。

素人の私は写真を写してその種の特徴や自生地などから図鑑を見て名前をつけざるをえませんので、かなり根気のいる作業になります。

時々間違いを教えていただくこともあり、とてもうれしく思いながら作業を続けています。

大雪山系黒岳で写したメアカンキンバイも下記に掲載しています。

上のアポイキンバイは、自宅で2005年5月19日に撮影したもの


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アポイキンバイ(アポイ金梅)の特徴と育て方

アポイキンバイ

アポイキンバイ 2007年4月6日撮影


 
和名 アポイキンバイ(アポイ金梅)
学名 Potentilla matsumurae var. apoiensis
科名・属名 バラ科 キジムシロ属
分布 北海道(アポイ岳、ピンネシリ岳)。日本固有
花期 栽培:4月 自生地:7~8月
特徴

高山帯の蛇紋岩地に生える草丈10~20cmの多年草。

ミヤマキンバイの変種で、葉は無毛で光沢があり、鋸歯が深く裂け、主脈まで2分の1以上。

アポイキンバイは出会ったことがありませんが、名前がついている苗を購入して育てています。

育て方

富士砂、軽石、日向土、日光砂に硬質鹿沼土を主にした混合用土に植え込み、油粕、骨粉などの置き肥を切らさないように施し、よく日にあて、水は普通にやり夏は乾き気味にします。

よく根が張るので花後すぐに植え替え、同時に株分けを行い鋭利な刃物で2~3芽ずつ切り分けて植えつけます。

植え替えを怠ると、いつの間にか根腐れで消えてしまうので注意します。

実生は完熟前に採取して播く。


礼文島、大雪山系黒岳、月山で出会ったミヤマキンバイ(深山金梅)

ミヤマキンバイ

ミヤマキンバイ(深山金梅) 2005年7月14日 撮影  大雪山系黒岳


ミヤマキンバイの葉

ミヤマキンバイ(深山金梅) 2005年7月14日 撮影  大雪山系黒岳


ミヤマキンバイ

ミヤマキンバイ(深山金梅) 2003年8月2日 撮影  月山


ミヤマキンバイ

ミヤマキンバイ(深山金梅) 2006年7月4日 撮影  礼文島


ミヤマキンバイ(深山金梅)の育て方

ミヤマキンバイ

ミヤマキンバイ(深山金梅) 2005年4月25日 撮影  栽培品

ミヤマキンバイと名前がついていたが、ほかの種のような気がします。上の写真が北海道の山や月山で見たミヤマキンバイ(深山金梅)です。


   
和名 ミヤマキンバイ(深山金梅)
別名 オクミヤマキンバイ
学名 Potentilla matsumurae
科名・属名 バラ科 キジムシロ属
分布 北海道、本州(中部地方以北)。千島、サハリン
花期 栽培:4月 自生地:7~8月
特徴

高山帯の砂礫地や草地に生える多年草。

高さ7~20cm。小葉は3個、倒卵形で長さ1.5~4cm。両面とも緑色、表面に光沢があり、両側に5~8個ずつ大きな鋸歯がある。鋸歯の深さは主脈までの3分の1以下。茎葉は1~2個、小さい。

花は直径1.5~2cm花弁は広倒卵形。雄蕊は20個内外。

そう果は半心形で長さ約1.5㎜。

育て方

軽石、日向土、蝦夷砂、日光砂、富士砂、硬質鹿沼土などの手に入る混合用土に植え込み、油粕、骨粉などの置き肥を切らさないように施し、よく日にあて、水は普通にやり夏は乾き気味にします。

よく根が張るので花後すぐに植え替え、同時に株分けを行い鋭利な刃物で2~3芽ずつ切り分けて植えつけます。

植え替えを怠ると、いつの間にか根腐れで消えてしまうので注意します。

実生は完熟前に採取して播く。

わが家は砂利の多いロックガーデンに植えているが、かなり丈夫で絶えないで育っています。


メアカンキンバイ(雌阿寒金梅)

メアカンキンバイ(雌阿寒金梅) 2005年7月14日 撮影  大雪山系黒岳


 
和名 メアカンキンバイ(雌阿寒金梅)
学名 Potentilla miyabei
科名・属名 バラ科 キジムシロ属
分布 北海道(大雪山系、雌阿寒岳、斜里岳、羅臼岳、硫黄山、洋蹄山)。日本固有
花期 7~8月
特徴

高山帯の砂礫地に生える多年草。高さ2~10cm。

小葉は3個、上半部に鋸歯が3個あり、長さ6~15㎜。

花は黄色、花弁は円頭。直径約1.5cm。雌しべは汚褐色の長毛を密生します。


アポイキンバイを育てて思う

アポイキンバイ(アポイ金梅)

アポイキンバイ 2006年4月7日撮影


購入したのは小さな鉢に根が回って花が咲かなくなっているような苗でしたが、根をほぐして我が家で高山植物を植えているような用土で、中深鉢の少し大きめの鉢に植えたら翌年から花が咲くようになりました。

可憐な花でしたが、その当時は栽培していた高山植物の種類が多かった時期で、手入れが行き届かなかったためか枯れてしまいました。


同じころに購入したミヤマキンバイという名で購入したものが、現在もロックガーデンで元気に育っているのを見るにつけ、その頃育てたアポイキンバイとヤクシマキンバイが枯れてしまったことが悔やまれます。

山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処ではそだたないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。


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