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夏の花・山野草の育て方

ヤシュウハナゼキショウ(野州花石菖)の育て方

更新日:

ヤシュウハナゼキショウ

ヤシュウハナゼキショウ(野州花石菖)は、野州(下野国、現栃木県と群馬県の一部)の山の岩場に生える特産種の多年草で、絶滅危惧種になっているようです。

私は野生種は見たことがありませんが、自生地が狭いことから、乱獲による減少ではないかとおもっています。40年近く育てていますが、栽培難度が高いわけではなく普通に育てていれば枯れるような植物ではありません。

上のヤシュウハナゼキショウ(野州花石菖)は自宅で2003年7月13日に撮影したものです。

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ヤシュウハナゼキショウ(野州花石菖)の特徴と育て方

ヤシュウハナゼキショウ

ヤシュウハナゼキショウ(野州花石菖) 2003年7月13日 撮影  栽培品

     
和名 ヤシュウハナゼキショウ(野州花石菖)
学名 Tofieldia furusei
科名・属名 チシマゼキショウ科 チシマゼキショウ属
分布 野州(下野国、現栃木県と群馬県の一部)の山の岩場に生える特産種
花期 7~8月
特徴

山の湿った岩場に生える多年草で、地下茎を引いて増えます。

母種のハナゼキショウは走出枝を出さず、葯は褐色から帯紫色ですが、ヤシュウハナゼキショウは走出枝を出して増えます。

根生葉は線状~鎌形、葉脈を境にして葉の表側にV字状に深く折れるので2列状になり、長さは5~25cm、無毛で縁は全縁。

花茎は高さ10~30cm。花は白色の総状花序で、斜め上向きにつきます。花柄は花より長い。雄花の葯は帯黄白色。

花序は総状、花被片は線形で長さ3~4㎜と小さいですが、株が多くなり花茎が多くなると見事です。

育て方

鉢栽培では、ミジンを抜いた軽石砂、桐生砂、硬質鹿沼土または硬質赤玉土を混合した用土に植えます。

わが家は毎年3月に植え替え、その時に株分けをします。

肥料は好みますので、植え替え時にマグァンプK を根に触れないように入れて、根がついたら定期的に置き肥をします。

真夏と冬を除いて1ヶ月に2~3回水肥を水代わりにやり、定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。

春は日あたり、梅雨ごろから明るい日差しの下で管理します。

自生地は直射日光の当たらない岩場(山の斜面のようなところ)に生えると言う事ですが、春と秋は日光に当てた方が花付が良くなるようで、水はけに気を付ければ、育てやすい野草です。

わが家は40年近く育てていますが、少しづつ殖えてきれいな花を毎年楽しませてくれます。

ロックガーデンにも植えていますが、植え替えを怠っているためにあまり殖えませんが、適地で植え替えをしながら育てれば元気に育つのではないかと思っています。

ヤシュウハナゼキショウ(野州花石菖)まとめ

ヤシュウハナゼキショウ

ヤシュウハナゼキショウ 2014年7月14日 撮影 栽培品

ヤシュウハナゼキショウ

ヤシュウハナゼキショウ  2014年7月14日 撮影 栽培品

40年近くも育てているとわが家の一員のような存在で、あまり気を遣わなくても自然に栽培できる植物になっています。

殖えた株をロックガーデンに植えて、植え替えもしないでいると、元気がなくなってくるので、気を付けなければと思っています。

40年近くも前にいただいたものですが、絶滅危惧種を栽培しているということは、それなりの覚悟が必要ですので、殖やして好きな方に差し上げながら育てるように心がけています。

セキショウ? イワショウブ?の特徴と育て方

不明

セキショウ? イワショウブ? 2017年8月20日 撮影  栽培品
今年は花が遅れた


セキショウ(不明)

セキショウ(不明) 2006年5月8日 撮影  栽培品


セキショウ(不明) 2005年5月7日 撮影  栽培品


     
和名 不明
学名 不明
科名・属名 不明
分布 不明
花期 4~5月
特徴

ショウブ科ショウブ属のセキショウに葉が似ていますが、花はセキショウのような花ではなく、ユリ科 チシマゼキショウ属のような花が咲きます。

ハナゼキショウによく似ているが、葉はハナゼキショウより低く垂れません。

花茎は高さ15cm前後でハナゼキショウより短い。

育て方

鉢栽培では軽石、鹿沼土または赤玉土を混合した用土に植えています。

かなり殖えるので、株分けを兼ねて、2年に一度くらい植え替えています。

肥料は好みますので、植え替え時にマグァンプK を根に触れないように入れて、根がついたら定期的に置き肥をします。

春は日あたり、梅雨ごろから明るい日差しの下で管理します。

水はけに気を付ければ、育てやすい野草です。

ご存知の方がいましたらお教えいただきたいと思います。

山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処ではそだたないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。


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