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アメリカアゼナ(草物盆栽に飛び込み)とアゼナ|仲間のウリクサの特徴

アメリカアゼナ

アメリカアゼナは、北アメリカ原産の帰化植物で、急に殖えてきたようです。アゼナ(畔菜)よりも目に付くようになっています。

アメリカアゼナには葉に鋸歯があることから、アゼナと区別がつきます。

アメリカアゼナは草物盆栽に飛び込み、きれいに花を咲いていたことから、アゼナと比べてみることにしました。

仲間のウリクサ(瓜草)は、畑や空き地、庭のすみなどにごく普通に見られる1年草、アゼナによく似ていますが、鋸歯があり、湿り気のないところにも生えることから区別が出来そうです。

上のアメリカアゼナは、自宅で2006年6月6日に撮影した2005年6月に播種した苗からの花です。

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アメリカアゼナの特徴

         
和名アメリカアゼナ
学名Lindernia dubia
科名・属名アゼナ科 アゼナ属
分布北アメリカ原産
花期6~9月
特徴

北アメリカの原産で、戦後急に各地で見られるようになっています。

水田などのやや湿り気のあるところを好むようだが、我が家の湿り気のある草物盆栽に飛び込みました。

丈は10~30cmの1年草。

葉は卵状長楕円形で3脈が目立ち3脈が目立ちます。

波状の鋸歯があるので、良く似たアゼナと区別できます。

花は普通淡紅色だが、白色に近いものもあります。

アゼナ(畔菜)の特徴

アゼナ

アゼナ(畔菜) 2004年8月2日 撮影 湿気のある畑


         
和名アゼナ(畔菜)
学名ELindernia procumbens
科名・属名アゼナ科 アゼナ属
分布本州、四国、九州
花期7~9月
特徴

田の畦など、やや湿り気のあるところに生える高さ10~15cmの1年草。

葉は対生し、長さ1.5~3cm、幅0.5~1.2cmの卵円形または楕円形で柄はない。

ふちは全縁で、3~5個の平行脈が目立ちます。

花は淡紅紫色で、葉脈に1個ずつつく。花冠は唇形で長さ約6㎜。萼はふかく5裂し裂片は線状披針形です。

蒴果は長さ約3.5㎜の楕円形で、熟すと2裂します。種子の表面は滑らかで細い横の線があります。

アメリカアゼナとアゼナ(畔菜)まとめ

アメリカアゼナは、北アメリカ原産の帰化植物で、アゼナは在来種ですが、一見アメリカアゼナの方が丈夫そうに見えます。

帰化植物が殖えて、在来種が消えつつある現状に危惧している方も多いようですが、今後どのようになっていくのか様々な野草からも見えてきて心配になります。

ウリクサ(瓜草)の特徴

ウリクサ

ウリクサ(瓜草) 2003年10月8日 撮影 日あたりの良い道ばた

ウリクサ

ウリクサ(瓜草) 2003年10月8日 撮影 日あたりの良い道ばた

         
和名ウリクサ(瓜草)
学名Lindernia anagallis
科名・属名アゼナ科 アゼナ属
分布日本全土
花期8~10月
特徴

畑や空き地、庭のすみなどにごく普通に見られる1年草。

茎はよく分枝して地面に広がります。

葉は対生し、長さ0.7~2cm、幅0.6~1.3cmの卵形または広卵形で粗い鋸歯があります。

日当たりが良いと葉が紫色を帯びます。

上部の葉腋に淡紫色の花が1個ずつつきます。花冠は唇形で長さ約8㎜。

雄蕊は4個ありそのうち下唇の側につき、2個の基部には棒状の突起があります。萼には5個の稜があり、浅く5裂します。

蒴果は楕円形で萼にすっぽりと包まれています。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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